体感では、19歳で人生の半分が終わる！？・・・藤川です。

ついこの間、年が明けたばかりだったような気がしますが、もう4月。
今年も早くも１年の４分の１が終わってしまいました。
子どもの時には１日が、１年がとてつもなく長く感じていたはずなのに、大人になると年々１年が短くなっていっている気がする……。
なんて感覚を、皆様も感じたことはございませんか？

時間の経過が早く感じる理由として、「ジャネーの法則」というものがあります。

「ジャネーの法則（ジャネーのほうそく）は、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書において紹介された法則。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。

簡単に言えば生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する（年齢に反比例する）。

例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、5歳の人間の1日が50歳の人間の10日に当たることになる。
Wikipediaより引用」

つまり、生きてきた長さによって、相対的に１年間の長さが短くなっていくのです。
このジャネーの法則によると、0歳から19歳までの体感時間と20歳から80歳までの体感時間が同じぐらい、ということになります。

他にも、時間が短く感じる原因として、毎日同じことの繰り返しになり、新鮮味がなくなることなどがあります。
子どもの頃は、日々新しい体験や発見があり、新しい出会いにあふれていましたが、大人になってからはどうでしょうか？
平日は仕事をして、休みの日には家でゴロゴロしていたら、あっという間に月曜日！なんてこともよくありますよね。
それが、加速度的に体感時間を速くしている要因でもあるようです。

私自身、ジャネーの法則を知った時、「人生の半分がすでに終わっているなんて！」と思わず焦ってしまいましたが、体感時間を引き延ばす方法もあるようです。

それは、何か新しいことにチャレンジすること。

日々生活をしていくうえで「新鮮味」を足してあげる、生活の中に「新しい何か」を取り入れてあげる。
それだけでも体感時間は長くなるようです。
確かに、大人になってからも、研修や勉強の時など、何か新しいことを学ぶ時間は、すごく長く感じる時があったな、と思います。

4月。
何か新しいことを始めるにはちょうどいい時期です。
新しい道を行ってみる、新しい本を読む、新しい音楽を聴く、新しい趣味を見つける……、どんな新しいことを取り入れよう？と考えると、少しわくわくしてきますね。

皆様も、人生を豊かにするため、何か新しいことを始めてみませんか？