佐藤会計のスタッフメルマガ!!

2回目!○○○に遭遇!・・・安達です。

17.09.06
職員通信1
8月最後の週末に、浅間山の麓に広がる「鬼押出し園」と言うところに行ってきました。
鬼押出し園は群馬県吾妻郡嬬恋村の鬼押ハイウェーの途中にあります。
出かけたといっても無計画で、土曜のお昼少し前に思いつきで
「どこか出かけるか!」といった流れで出発したため、現地に到着したのは17時前でした。
こんな時間だからもう入園はできないだろうと思いつつ、フラフラと入場口に近づいていくと、
入場口のほうから「まだ入場できますよ~」とスタッフの声。
どうやら閉園時間は18時だったようなので滑り込みセーフ。
しかも園内の一部の施設が既に閉まってしまっているという理由で、入場料は100円引きで入れてくれました。

実は到着するまで鬼押出し園がどういうところか全く知らずに来ていたのですが、到着して景色を見渡してすぐに興奮しました。

目に飛び込んだ景色を一言でうなら
「鬼ヶ島」「地獄の入り口」「閻魔様が出てきそう」といった感じ? でとにかく非日常的な光景でした。

赤い入り口の門をくぐると、ゴツゴツとした巨大な岩があたり一面に広がり、
その隙間を縫うように木や草が生え、蛇のようにくねくねとした道が続きます。


標高も高い所に位置しているため、空が近くて広く、また浅間山がすぐ目の前に見え、その距離も非常に近く感じます。

遅い時間に来園したためか、観光客もほとんど歩いておらず、また木の揺れる音や鳥の鳴き声も無く、驚くほど静かでした。


ここは江戸時代に起きた浅間山の大噴火で流れてきた溶岩流が固まってできたもので、
古くから浅間山には鬼が住んでいるとの言い伝えから、この噴火も鬼の仕業と考えた人々によって「鬼押出し」と呼ばれるようになったのだとか。


だんだん夕焼けで空が赤くなり、余計に地獄らしい光景に見えてきたところで閉園時間。
出口のところで赤鬼がVサインでお見送りしてくれました。


帰り道は夕飯がてら軽井沢へ寄り、去年の秋にもドライブした碓氷峠を通って高速道路を目指しました。

去年の11月のメルマガで、真っ暗な碓氷峠を走行中、狐に遭遇したことを書かせいていただきました。
北海道ならまだしも、本州の山道で狐に遭遇するなんて滅多にあるもんじゃないと思っていたので、
さすがに2度目はないだろうと考えながら碓氷峠を進んでいくと…

今度は子ぎつね!!

後ろ姿で、車のライトから逃げるように慌てて茂みの中に逃げてしまい、見えたのはわずかな瞬間でしたが、明らかに子供の狐でした。

「碓氷峠で狐を目撃ってよくあることなの…?」
と気になってネットで調べてみると、ちょうど去年私たちが狐に遭遇した時期頃から、狐の目撃情報が数多くあげられていました。
しかもその狐はどうやら人に慣れているらしく、食べ物がほしいのか、自ら人間のほうに近づいてくるそうです。
私たちが遭遇した狐も、車に驚く様子もなく堂々たる態度で歩いていたので、どうやら目撃されているのは同一の狐のようです。

もし野生の狐を見てみたい方、北海道まで行かなくても碓氷峠をドライブしていれば出会えるかもしれませんよ。
あ、でも可愛いからといって食べ物をあげるのは、お互いのために良くないのでやめておきましょう!