税理士の佐藤です・・・宝くじの配当率をご存知ですか?
今年もサマージャンボ宝くじが発売されました。
競馬・競輪・競艇オートレースと公営収益事業はあるのですが、宝くじはその中でも断トツに配当率が・・・
競馬・競輪・競艇オートレースと公営収益事業はあるのですが、宝くじはその中でも断トツに配当率が・・・
競馬・競輪・競艇・オートレースの配当率は、75%と言われています。
また、パチンコの配当率は87%と言われています。
これらに比べると宝くじの配当率は45%(totoも45%)と断トツに悪いのです。
収入のうち40%は、自治体の収益(そのうちの1割程度が役人の天下り先の公益法人に)12%が販売諸経費に消えています。
それでも買う人が多いのは、当選金が圧倒的に大きいこと。
「宝くじはまず当たらないけど、もしかすると自分だけは当たるかもしれない」
と、楽観的に考えることで、少しだけでも将来の不安に対するストレスから解放されたいと言う気持ち。
一度買い始めてしまうと、途中で買うのをやめると今までの掛け金がすべて無駄になるような気がする。
と、言った心理から、宝くじは売れ続けているのです。
因みに宝くじの当選金には税金はかかりません(収入の40%が既に自治体に治められていますから当然です)が、しょせんギャンブルはすべて胴元が儲かる仕組みになっています。
その中でも宝くじは効率の悪いギャンブルのようです。