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税理士の佐藤です・・・パチンコ業界に何が起きているのでしょうか?

17.07.14
所長通信
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私たちの事務所はJR本八幡駅前にあります。
近くには数件のパチンコ屋さんがあるのですが、最近立て続けに2件のパチンコ屋さんが無くなりました。

私はパチンコには全く興味はありませんが、一体パチンコ業界に何が起きているのでしょうか?

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パチンコ業界といえば、往時は歯科医・産婦人科医と並んで「脱税御三家」と言われるほどの儲かるビジネスでした。
ところが、ピーク時(1995年)に31兆円(17,000店舗)あったマーケットは、2012年には19兆円(11,765店舗)と縮小し、年間パチンコ参加人口も全盛期の半分の1110万人にまで減ってしまいました。

パチンコホールは、言わば設備産業のようなものです。
一台十数万円するパチンコ台や40万円前後のスロット台を数百台(1店舗平均386台)導入します。
その上、一等地にあるため家賃も高く、また台やエアコンに係る電気代も相当な金額となり、顧客を呼び込むために広告宣伝や新台の入替やイベントといった顧客サービスの向上も図らなければなりません。


いつの間にか時代の流れとともに、緻密なノウハウを駆使し、しっかりと経営管理をしていかなければ到底生き残れない業界に代わってしまったようです。