達成する人の法則・・・柳です。
もうすぐ、梅雨ですね。雨で外に出たくない日は、ゆっくり読書も、いいですよね。
今回は最近読んだ本をご紹介したいと思います。
「達成する人の法則」原田隆史著。この本、最近お客様からも薦められ、そのことを事務所の所長に話したら、ちょうど所長も読んでおり、借りた次第です。
90分のDVD付ですので、本を読むというより、原田先生の講義を聴くといった感じです。
原田隆史先生は、大阪の公立中学校の教師だった方で、独自の教育・育成方法で、カリスマ体育教師として、顧問だった陸上部を7年間で13回、日本一に導いた先生であります。
最近では、教育現場での経験から、原田式メソッドと言われる「目的・目標設定シート」など独自の人材育成理論で、多くの企業で講演をしているそうです。
目標を達成するにはどうしたらいいのか?
原田先生曰く、仕事でも勉強でもパフォーマンスを上げるには2つの方法があると仰っています。
一つは想い・哲学・願いを強くするということ。
結果を出す人が必ず持っているものは何か?
それは練習方法でもない、お金でもない。
成功へのイメージ、シナリオだそうです。
成功への道すじを鮮明に描いているそうです。
そしてもう一つは、その強くなった願いを実現する、現実に落とすためのツールが必要ということ。
目標達成のゴールのために今何をすべきか自分で考えて行動に落としていく。
そのツールとして、原田先生が作った「目的・目標設定シート」があります。
せっかく、願いを強く持ったとしても、それを実現するためのツールがなければ、無駄になってしまいます。
このシートに書いて仕事・勉強すれば100人中100人、必ずパフォーマンスは上がると原田先生は仰っています。
まずは目標と目的をセットで考える。
ここで重要なのは、目的1番、目標2番ということ。
金メダルを取る、売り上げ倍増という目標だけではなく、なんのための目標なのかを考えることが必要とのことでした。
金メダルを取って、親の喜ぶ顔が見たいとか、売上をあげて、社員の給与を少しでも上げたいとか、そういう目的も明確にすべきと。
最後に、原田先生はこう仰ってました。
人は心の中に、希望・願い、理想をぽっと灯すと、それが呼び水のようになって、その理想のためにプラスになるようなものを人生や生活で集めるようになる。常に心のなかで、理想の明かりを灯し続けていってほしいと。こうなりたいという願い・思いを抱くこと、そしてそれを実現させるための「目的・目標設定シート」。
興味がある方はぜひ試してみてください。
必ず、パフォーマンスはあがります。