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皆さんこんにちは、税理士の佐藤です・・・小保方さんの「実験ノート」

14.04.10
所長通信
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STAP細胞をめぐる論文の不正が問題になっています。


 理化学研究所は、小保方さんが論文のねつ造・改ざんに関わったと最終報告書を取りまとめました。


 小保方さんは【実験ノート】をキチンと記載していなかったため、STAP細胞の存在を証明できませんでした。



 まさにTKCの帳簿には、この【実験ノート】と同様の証明力があるのです。
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 実験ノートには、必ずその日のうちに、日付、研究内容、署名をボールペンで記載しなければなりません。

 

 間違えた部分などは、修正内容が分かるように見え消しで修正し、ページに余白が残る場合には、後から追加で書き込むことを防ぐように斜線を引いて埋めるなど、改ざんが出来ないようにして証拠力を高めているそうです。


 要件を満たしたノートは、研究不正が疑われたときに自分を守る手段になります。


 TKCの財務システムも、不正経理が疑われないように【実験ノート】と同様の仕組みになっています。


 関与先が毎日記帳した帳簿は、一切改ざんがされていないことを証明できるよう、修正削除の履歴がすべて残るように、プログラムされています。


 さらに、毎月のデータは巡回監査で私たちが企業に訪問した際にお預かりをして、株式会社TKCのサーバーに毎月伝送をして保存されるため、関与先・関与税理士以外の第三者である株式会社TKCがそのデータ処理年月日を証明してくれます。


 ここまでして帳簿の証拠力を高めているのはTKC以外に有りません。



 帳簿の信頼性は、税務署や金融機関からも高い評価を受けており、税務調査の省略や優遇金利と言う形で実を結んでいます。


 今回の事件は私たちが関与先様にご指導させて頂く、適時正確な記帳は会社の経営のみならず、研究の世界でもとても大切な事なのだなと改めて感心致しました。