災害時の備え……今井です。
ニュースや天気予報で「線状降水帯」という言葉を耳にする機会が増えました。
線状降水帯とは、発達した雨雲が次々と発生して列をなし、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過・停滞することで、集中的な大雨をもたらす現象です。
短時間で状況が悪化し、河川の増水や氾濫、道路の冠水、土砂災害などにつながるおそれがあります。
こうした大雨への備えは、家庭だけでなく会社にとっても重要です。
特に経営者の皆さまには、次のような点をあらためて確認していただくことをおすすめします。
・従業員の出勤・帰宅が危険な場合の対応ルール
・臨時休業や営業時間短縮の判断基準
・テレワークへ切り替える場合の連絡体制
・会社のパソコン、重要書類、データの浸水対策
・停電や通信障害が発生した場合の対応
・取引先や従業員への緊急連絡方法
「これくらいの雨なら大丈夫」と考えているうちに、急激に状況が変化することもあります。
また、災害によって事務所や店舗、設備、商品などに被害が生じた場合には、修繕費や損失の処理、保険金を受け取った場合の会計・税務処理などが必要になることがあります。
被害を受けた際には、片付けや修理をする前に、被害状況が分かる写真や動画、修理に関する見積書・領収書などをできるだけ残しておきましょう。
災害はいつ起こるか分かりません。
線状降水帯や台風、大雨のニュースを「天気の話」として終わらせず、これを機会に「もし営業時間中に大雨になったらどうするか」を社内で一度話し合ってみてはいかがでしょうか。
日頃の小さな準備が、いざというときに会社と従業員を守ることにつながります。