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試験会場の他人は全員頭が良く見える……須藤です。

26.06.10
職員通信2
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先日子供の塾の試験があり、会場まで送迎をしてきました。
会場までの道では、同じ試験を受けるであろう子供がたくさん歩いており、私の子供が「みんな頭良さそうに見えるね」と話していました。自分も学生時代に感じたことであり、小学生で既にそう感じるのかと驚いてしまいました。

調べてみたところ、これは人間の脳が起こす心理的な錯覚で、理由は主に3つあるようです。

1.    自分の弱点 vs 他人の表面
自分の「苦手科目」や「過去のミス」はすべて自分が知っている一方で、他人のことは「落ち着いている姿」という表面しか見えない。自分の裏側と、他人の表側を比べてしまうため、負けた気がする。
2.    緊張の「見えない化」
自分の心臓がバクバクする鼓動は痛いほど分かるが、他人の緊張は外から見えないため、脳が勝手に「周りはみんな冷静なんだ」と勘違いしてしまう。
3.    脳の思い込み(確証バイアス)
「みんな頭が良さそう」と一度思うと、「問題をめくる音が早い」「シャーペンが迷いなく動いている」といった、相手が賢そうに見える証拠ばかりを脳が探してしまう。

試験会場に行くと周りはみんな頭が良さそうに見えるのは人間の自然な反応であり、そう思ってしまうのは仕方ないことですが、脳の錯覚であること、周りも緊張していて自分も頭が良さそうに見えていることを自分に言い聞かせるといいようです。

子供たちはこれから何度も同じような場面を経験することになると思いますが、錯覚に惑わされずに頑張ってほしいと思います。