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皆さんこんにちは税理士の佐藤です……「足し算」で病気になる企業が多いようです。

26.03.13
所長通信
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人間もダイエットで病気になるよりも、食べ過ぎで病気になる人の方が圧倒的に多いようですが、企業も同じで「引き算」で病気になるのではなく「足し算」で病気になる企業が多いようです。

皆さんはどちらのお店に魅力を感じますか?
A,店 こだわりのオリジナルケーキを販売する店
B,店 こだわりのオリジナルケーキ、菓子、パン、清涼飲料水、食料品を販売する店
消費者1000人のアンケートの回答の結果は次の通りです。
①    A店58% ②どちらともいえない25% ③B店 16%
あれもこれもと商品の足し算をするとお店の個性やこだわりが薄まってゆきます。
21世紀は「個性」が顧客満足度に直結する時代です。そもそも中小企業は経営資源が乏しいですから「限りある資源」を「限りなく効果的」に活用しなければいけません。限られた経営資源が分散されると本当に大切なものに集中できなくなります。

足し算企業はあれもこれもと取り扱う商品を拡げれば拡げるほど、競合他社との重なりができ競争が促進されますが、引き算企業は深さを追求するため競合他社との重なりが少なくなり共存がし易くなります。しかも足し算企業は他社に真似されやすいのに対して引き算企業は真似されにくい傾向があります。

「戦略」の「略」は省略の略です。略とは大事なところだけ残して他を取り除き去ること、省くこと「戦略とは捨てることなり」「なにをしないか」「引き算の戦略」こそが、戦略の本質と言えます。「何をしないかを決めることは、何をするかを決めるのと同じくらい重要だ」(スティーブ・ジョブズ)深く考えずにやみくもに「引き算」しても失敗するだけです。「なにをしないか」というのは極めて高度な意思決定ということになります。