皆さんこんにちは税理士の佐藤です……現代は商品、機能が過剰な「過剰社会」です
その根底にあるモノはとりあえず商品も機能も増やせばリスク分散になるという経営者の考え方のようです。しかし実際は
商品や機能を増やせばリスクが分散するというのは勘違いです。「たくさんあればリスクは分散するだろう」という経営者もいますが、実は逆で分散するのは「リスク」ではなく「経営資源」の方です。
経営者が「念のため、これも取り扱おう」「とりあえずこの機能も付けておこう」というのは自信のなさの表れで「多ければ安心」という発想です。
例えばマクドナルドがサンドイッチやホットドックを売れば短期的に売り上げを上げることができてもハンバーガーショップとしての個性が喪失し、人を引き付ける「引力」が失われてしまいます。
全てのお客様の要望を同時にかなえようとすると、品ぞろえに特徴が無くなり在庫も膨らんで誰からも受け入れられなくなります。「誰にも嫌われない=誰からも好かれない」ということにつながってしまいます。
それでも人は失うことに恐怖を感じます。これまでやってきたことをやめることには恐怖を感じるのでなかなか引き算が進みません。この心理メカニズムをさけるための方法は「もしこの事業や商品が無かったとしたら、ゼロからもう一度始める価値があるか?」と自らに問いかけて、ゼロから始める価値が全くないなら引き算をした方が良いということになります。