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記憶の達人はどうやって覚えているのか?……藤田です

25.12.11
職員通信1
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近頃、物覚えがわるく、すぐ忘れてしまうことが多くなっていると感じています。
もう、自分にも自信がないので、できるだけその場でメモを取って記録しているのですが、それにしてもよく物事を覚えている人はどうやって覚えているのか?興味があって調べてみました。ある記憶力に対しての実験の紹介をします。

②    「なぜなら」があれば、ずっと忘れない。
腹の減った男性がネクタイをしめた。
太った人が錠前を買った
眠い人が水差しをもっている
この三つの文章を一週間後に思い出せといわれたら、ほとんどの人が忘れているでしょう。ただ、「情報同士の間に『なぜなら』という理屈をつける」ことで、不可解な文章も半永久的に記録にのこることが実証されています。たとえば、「腹の減った男性がネクタイをしめた。(なぜなら、高級レストランにはいるため」「太った人が錠前を買った」(なぜなら、冷蔵庫に鍵をかけるため)「眠い人が水差しを持っている(なぜなら、コーヒーを入れるため)といった要領で理屈をつけるのです。
情報と情報をこじつけて、意味を持たせることを記憶の精緻化とよびます。暗記では覚えられ愛ことを、自分なりに精緻化して頭に入れることによって記憶力は格段に上がるそうです。
③    覚えようとするのではなく、理解しようとする。
日本でも記憶力の実験はおこなわれており、「記憶力がよい生徒=理解しようとする生徒」であることが明らかにされています。よく理解できないのに丸暗記しようとするのは間違った努力で、「いかに意味を理解するか」という方向に意欲を燃やすほうが効率的です。理解することは、自分のすでに知っていることと、新しい情報を結びつけることです。
頭の中をコンパクトに整理整頓してみませんか?
(フシギなくらい見えてくる!本当にわかる心理学(植木理恵著)より)