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記憶にも「専門分野」がある……内藤です。

25.06.11
職員通信1
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こんにちは、内藤です。  

佐藤税務会計事務所に入所して半年が経ちました。入所してからは税金のことをはじめ、覚えることがたくさんあり、毎日が勉強の連続です。

そんな中でふと、「記憶にも得意分野があるのでは?」と思い、調べてみました。

みなさんにも、こんな経験ありませんか?

・一度行ったお店の場所はすぐ思い出せるのに、そこで聞いた話はすぐに忘れる

・好きな映画のセリフは自然に覚えられるのに、仕事の手順はなかなか覚えられない

私は人の顔を覚えるのは得意なのですが、学生時代は譜面を暗記するのにずいぶん苦労した経験があります。

実はこれ、全く不思議なことではないそうです。記憶にも「専門分野」があるんです。(ChatGPTにも少し知恵を借りました)

 

脳科学の世界では、記憶は大きく3つのタイプに分けられるそうです。

「視覚記憶」は顔や風景、図形など“見たもの”を記憶する力

「聴覚記憶」は声や音楽など“聞いたもの”を記憶する力

「運動記憶」は体の動きや手順など“やったこと”を記憶する力です。

 

そして、人によってこの得意・不得意がはっきり分かれるのが面白いところ。

たとえば、私のように顔を覚えるのが得意な人は視覚記憶が優れている傾向があり、楽譜が苦手なのは、「視覚的な記号」と「聴覚的な音」をつなげるのが難しいからなのだそうです。

 

ちなみに雑学ですが、五感の中で一番記憶に残りやすいのは「匂い」だそうです。

何十年も前の思い出が、ある香りで一気によみがえった、なんて経験はありませんか?これは、匂いを処理する脳の場所が、記憶や感情を司るエリアと直結しているからだそうです。

 

最近はスマホでメモを取ることが多いですが、覚えたいことは「手で書く」方が記憶に残りやすいという研究結果もあります。

手を動かすことで、脳のいろいろな場所が活性化されるからといわれています。

 

何かを覚えたいとき、得意な記憶タイプに合わせて、覚え方を工夫してみると効果的です!

「視覚記憶が得意な人」は図やグラフで情報を整理したり、カラフルな付箋やマーカーを使ったり、覚えたいことを絵や図にしてみるのがおすすめです。

「聴覚記憶が得意な人」は声に出して読んだり歌にして覚えたり、音楽と一緒に覚えたり、人に説明しながら覚えるのがおすすめです。

「運動記憶が得意な人」は歩きながら覚えたり、手を動かしながら覚えたり、体を使ったジェスチャーと一緒に覚えるのがおすすめです。

 

また、覚えたことをしっかり定着させるためには「15分ルール」も有効です。

新しく覚えたことは、15分後、1時間後、1日後、1週間後に復習すると、記憶に残りやすいそうです。

さらに、新しい情報をすでに知っていることと関連付けて覚えたり、バラバラな情報を一つの物語にまとめて覚えたりするのも効果的です。

 

記憶力は鍛えることができるそうです。脳にもそれぞれ個性があります。

自分に合った覚え方を知っておくと、仕事も勉強も、ちょっとだけ楽になるかもしれません!!