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クレベリン精神作業検査……藤田です。

25.02.12
職員通信1
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皆さんも内田―クレベリン精神作業検査(※1)を受けたことがあると思います。
これは隣り合った数字をひたすら加算し続けるテストです。受けた記憶のある方も多いと思います。このテストではどこでエラーが増えるか、どのくらい根気が続くかといったことを測っています。その結果以下のような5つの性格傾向が診断されます。
テストを受けなくても、ある程度自己判断ができるのではないでしょうか。

①    Aタイプ(平凡性格)外と内、自己と他者、本音と建前、この両方の世界を大切にする。自己は明確に持っているが、空気をこわしてまで、無理に自己主張はしない。瞬発的直観よりも用意周到さを重んじる。失敗回避傾向が高く、「大成功を収めよう」という情熱よりも、「大失敗はしないようにしよう」というクールな計算を働かせる。論理を重んじ、筋の通らないことを嫌う。
②    Bタイプ(危険性格)自分への関心が強く、「強いうぬぼれ」を持ったかと思うと、とたんに「自己嫌悪」に陥ったりと、自分自身に振り回される。束縛感にとらわれることはあまりなく、「今ここで自分が満足しているか」「100%の力が出ているか」ということを最重要視する。自己主張をあけすけに行うことがあるために、ときとして「問題ある人」「輪を乱す人」というレッテルを貼られることもある。想像力にたけている。傷つきやすいロマンティストであり、困っている人には共感的でやさしい。芸術的な仕事、直感的な仕事で才能を発揮する。
③    Cタイプ(おだやか性格)喜怒哀楽のエネルギーが全体として小さく、静かに淡々と仕事をこなす。事務的な作業や目的の不明瞭な仕事でも、気長にかまえて粘り強くやり遂げる。対人関係では、主に一人で過ごすが、同じタイプのひととばかり過ごす傾向が強い。他分野にわたって人脈を拡大していくことは、あまり好まない。計画性を持ち、頭ではいろいろなことを考えていても、明確な表現や自己主張を控えるため、ときとして「やる気がない」などと誤解される。
④    Dタイプ(リーダー性格)目立ちたがり屋で、まだ誰も見つけていないアイデアを考え出したり、新しいアイデアを想像することに強い興味を持つ。競争心も強く、他者からの評価に敏感である。社交的で、初対面の人とも動じずに話をすることができる。人と親しくなるのが得意である。集団の中では統率力を発揮し、多人数の意見をバランスよく取り入れながら、一つの結論に収束させていく力を持つ。世話好きな面もあり、リーダー的存在を自ら買って出ることも少なくない。
⑤    Eタイプ(変わり者)周囲からは何を考えているのかわかりづらく、本音が見えにくい。しかし本人の中には明確な主張があり、すでに結論が出ていることが多い。進んで社交を広げていくタイプではなく、どちらかというと個人主義的。流れに巻き込まれることなく、自分の考えを一貫して持ち続け、我が道を行く強さを持っている。そのため、他人の思いつかないようなところにアイデアを見つけたり、人の気づかないところに着目することが少なくない。自分のことが好きでやや秘密主義的な面もある。


※1)内田―クレベリン検査:一桁の数字の連続計算を15分作業→5分作業→15分作業の順に行い、1分ごとの作業量の継続的な変化のパターンから性格や適性を診断するもの。クレベリンの作業曲線研究をもとに内田勇三郎が独自に開発した検査。

当事務所でも受けることができます。私も、診断を受けましたが、性格性向がどのタイプだったか思い出せません。自己分析では、多分B?。