103万円の壁……今井です。

だんだん寒くなり冬が本番を迎えようとしていますが、寒くなると会計事務所は繁忙期に突入いたします。そのスタートが年末調整になります。今年は定額減税があり注意しないといけない部分が増えていますのでしっかり確認していきたいです。

年末調整をする際、本人や奥様、お子さんの所得を気にして扶養に入れるかどうかなど考えますが最近その年収の壁についてのニュースをよく目にします。現状103万円未満の収入であれば所得税はかからず扶養にも入ることができるという物です。ニュースではこの壁を178万円にしようと動いている政党があります。178万円になるとまず年末に103万を超えないようにしていた方が働き控えをしないようになり手取りが増え、企業の人手不足も解消の一助になるものです。

我々庶民にとってはすぐにでもやってほしい政策ですが税収が下がることを懸念して調整しているようです。私たちの手元にお金が入れば消費が増え単純な税収にはならず経済が回るので良いと個人的には考えていますが、それでは困る人もいるのでしょうね。私たちの懐だけでも温かくなってくれるいいなと思っております。