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皆様こんにちは税理士の佐藤です……素早く相手に好意を抱いてもらう方法

24.09.11
所長通信
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お客様に何かを買ってもらいたいときには、当然お客様から好意を抱いて頂ければ買ってもらえる可能性は高くなります。そして初めて会った人に好意を抱いて頂くにはコミュニケーションが重要になってくるのですが、さてそのコミュニケーションで一番大切なのは、言葉だと思いますか?それとも声のトーンや姿勢や身のこなしでしょうか?その答えは意外にも・・・。

アメリカの人類学者のレイ・バードウィステルの説によれば、コミュニケーションで意味を伝える割合は言葉が7%、声のトーン38%、姿勢や身のこなしがなんと55%を占めるということです。意外にも相手に伝えようと思う事の93%は言葉以外から発せられているのだそうです。例えば「お母さまがご病気なのですか、お気の毒に」という言葉を笑顔で嬉しそうに言ったことを考えれば言葉の意味は全く伝わらないことが分かると思います。

さて、そこで素早く相手に好意を抱いてもらう方法としてマッチングとミラーリングと言う2つのモノがあるのでご紹介します。
まず、マッチングという方法ですが、これは姿勢、呼吸、顔の表情、トーン、テンポ、を相手に合わせるという方法です。相手が小さな声でゆっくり話すなら、こちらもそれに合わせてゆっくり静かな声で話します。見込客があなたを好きになれるように自らの生理機能面を合わせることで自分に似ていると感じさせる、違いよりも類似性を強く感じさせることで無意識に好意をもたせることができます。
二つ目はミラーリングという方法ですが、これは相手が左手を上げたら右手を上げるといった鏡に映ったような動作をすることですが、これをあからさまにやれば不信感を抱かれてしまいますので、相手に気付かれない様に行うことで相手との深い信頼関係を生み出すことができます。例えばテーブルの上にサンプルを置いて相手が身を乗り出して来たら、こちらも身を乗り出してサンプルを見る。箱をひっくり返したらこちらも同じようにひっくり返す。足を組む角度が45度の角度で座ったら、こちらもその角度で座る。相手があごひげをなでながら目を細めたらこちらも不自然にならない様に少し間を開けてから頭を掻きながら目を細めるなどなどを繰り返しているうちに無意識のうちに好意を持たせることができます。
そして、その成果が出ているかどうかを確認する方法があります。それは逆にこちらが先に始めた動作に相手が何らかの形で同じ動作をしてくれば、相手がこちらに同調できている証拠になるそうです。皆様もぜひ試してみてはいかがでしょうか。