ファイナンシャル・プランナー花輪陽子のシンガポールたより vol.16
こんにちわ。シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。
今回も、ジム・ロジャーズ氏の『日本への警告』からのメッセージを1つ
お伝えしたいと思います。
「オリンピックがあるからと言ってその国の株を買ったり、売ったりする材料にはならない」
と言います。
続きは「続きを読む」↓↓↓をクリック
今回も、ジム・ロジャーズ氏の『日本への警告』からのメッセージを1つ
お伝えしたいと思います。
「オリンピックがあるからと言ってその国の株を買ったり、売ったりする材料にはならない」
と言います。
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こんにちは。
シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。
今回もジム・ロジャーズ氏の『日本への警告』からのメッセージを1つお伝えしたいと思います。
「オリンピックがあるからと言って
その国の株を買ったり、売ったりする材料には
ならない」と言います。
「日本では、2020年の東京オリンピック・
パラリンピックに向かって景気が上昇すると
考えている人もいる。
たしかに、表向きにはオリンピックによる良い面もあるだろう。
道路は改善され、真新しいスタジアムができあがる。
こうした事業に関わった人たちは一定の恩恵を受けられるかもしれない。
政治家も、ポジティブな成果をアピールするだろう。
しかし、歴史を見れば、オリンピックが国家にとって
お金儲けになった例しかないことがわかる。
一部の人に短期的な収入をもたらすことはあっても、
国全体を救うことにはならず、むしろ弊害をおよぼす。」
よくオリンピックに向けて不動産を買うべきか、
あるいは売るべきかなど聞かれますが、
そうした材料は一過性のものに過ぎないのです。
特に不動産はデベロッパーが建設をしている時との
タイムラグがあるために、オリンピックが終わって
直ぐに安くなるということも起こりにくいのです。
それよりも、ハザードマップや地盤などをしっかりと調べて、その不動産そのものに投資価値があるのかどうか
長期的に検討をする方がずっと大切だと言えそうです。
「結局のところ、オリンピックのせいで日本の借金はさらに膨らむのだ。
これは一般の人々にとって悪い結果にしかならない。
やがてオリンピックが2020年に東京で開かれたことを、
ほんの一握りの人しか思い出せなくなった頃に、
オリンピックがもたらした弊害が日本を蝕む。」
先日、2020年東京五輪のマラソン・競歩をめぐり、
国際オリンピック委員会(IOC)は札幌開催を決定いたしました。
都はすでに暑さ対策で、約300億円をかけて
マラソンのコース上に遮熱性舗装をほぼ完了させています。
試算によると、マラソンは幅広く沿道で観戦でき、
周辺エリアへの消費効果もあるほか、街並みを世界に発信する機会として、
計数百億円を失うという予測もあります。
更にマラソンと競歩の開催地を札幌市に変更することで、
340億円以上の経費が追加で必要との試算を、都民ファーストの会が公表しています。
これらの負担を誰が支払うのでしょうか。
オリンピックに特に興味がない人も負担をしなければならないのはもちろん、
まだオリンピックの良さが理解できない子供達が国の借金を返済することになるのです。
投資家目線で冷静になって日本のことを考えると、
オリンピックにかける危うさに気づくことができます。
★新刊ご案内★ 7/20発売
『日本への警告 米中ロ朝鮮半島の激変から人とお金が向かう先を見抜く 』(講談社+α新書)
ジム・ロジャーズ著 花輪陽子監修
https://www.amazon.co.jp/dp/4065160790/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_VZmcDbJR8YQ63
★会員サイト、メルマガのご案内★
海外に住んでいる日本人のお金に関する悩みを解消するサイトを運営
https://100mylifeplan.com
まぐまぐ「花輪陽子のシンガポール富裕層の教え 海外投資&起業実践編」
https://www.mag2.com/m/0001687882.html
★プロフィール★
花輪 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)CFP®認定者。
「ホンマでっか!?TV」などテレビ出演や講演経験も多数。
公式ホームページ http://yokohanawa.com/
twitter: @yokohanawa
facebook: https://www.facebook.com/yokohanawa
書籍
★『少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図』 (講談社+α新書)
★『日本への警告 米中ロ朝鮮半島の激変から人とお金が向かう先を見抜く 』(講談社+α新書)
ジム・ロジャーズ 花輪陽子監修
シンガポール在住、ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。
今回もジム・ロジャーズ氏の『日本への警告』からのメッセージを1つお伝えしたいと思います。
「オリンピックがあるからと言って
その国の株を買ったり、売ったりする材料には
ならない」と言います。
「日本では、2020年の東京オリンピック・
パラリンピックに向かって景気が上昇すると
考えている人もいる。
たしかに、表向きにはオリンピックによる良い面もあるだろう。
道路は改善され、真新しいスタジアムができあがる。
こうした事業に関わった人たちは一定の恩恵を受けられるかもしれない。
政治家も、ポジティブな成果をアピールするだろう。
しかし、歴史を見れば、オリンピックが国家にとって
お金儲けになった例しかないことがわかる。
一部の人に短期的な収入をもたらすことはあっても、
国全体を救うことにはならず、むしろ弊害をおよぼす。」
よくオリンピックに向けて不動産を買うべきか、
あるいは売るべきかなど聞かれますが、
そうした材料は一過性のものに過ぎないのです。
特に不動産はデベロッパーが建設をしている時との
タイムラグがあるために、オリンピックが終わって
直ぐに安くなるということも起こりにくいのです。
それよりも、ハザードマップや地盤などをしっかりと調べて、その不動産そのものに投資価値があるのかどうか
長期的に検討をする方がずっと大切だと言えそうです。
「結局のところ、オリンピックのせいで日本の借金はさらに膨らむのだ。
これは一般の人々にとって悪い結果にしかならない。
やがてオリンピックが2020年に東京で開かれたことを、
ほんの一握りの人しか思い出せなくなった頃に、
オリンピックがもたらした弊害が日本を蝕む。」
先日、2020年東京五輪のマラソン・競歩をめぐり、
国際オリンピック委員会(IOC)は札幌開催を決定いたしました。
都はすでに暑さ対策で、約300億円をかけて
マラソンのコース上に遮熱性舗装をほぼ完了させています。
試算によると、マラソンは幅広く沿道で観戦でき、
周辺エリアへの消費効果もあるほか、街並みを世界に発信する機会として、
計数百億円を失うという予測もあります。
更にマラソンと競歩の開催地を札幌市に変更することで、
340億円以上の経費が追加で必要との試算を、都民ファーストの会が公表しています。
これらの負担を誰が支払うのでしょうか。
オリンピックに特に興味がない人も負担をしなければならないのはもちろん、
まだオリンピックの良さが理解できない子供達が国の借金を返済することになるのです。
投資家目線で冷静になって日本のことを考えると、
オリンピックにかける危うさに気づくことができます。
★新刊ご案内★ 7/20発売
『日本への警告 米中ロ朝鮮半島の激変から人とお金が向かう先を見抜く 』(講談社+α新書)
ジム・ロジャーズ著 花輪陽子監修
https://www.amazon.co.jp/dp/4065160790/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_VZmcDbJR8YQ63
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https://100mylifeplan.com
まぐまぐ「花輪陽子のシンガポール富裕層の教え 海外投資&起業実践編」
https://www.mag2.com/m/0001687882.html
★プロフィール★
花輪 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)CFP®認定者。
「ホンマでっか!?TV」などテレビ出演や講演経験も多数。
公式ホームページ http://yokohanawa.com/
twitter: @yokohanawa
facebook: https://www.facebook.com/yokohanawa
書籍
★『少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図』 (講談社+α新書)
★『日本への警告 米中ロ朝鮮半島の激変から人とお金が向かう先を見抜く 』(講談社+α新書)
ジム・ロジャーズ 花輪陽子監修