TFSコンサルティンググループ/TFS国際税理士法人 理事長 山崎 泰

『他人が慕ってくる人・・・』

14.08.08
人事・育成・組織
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■ 日本BE研究所・行徳哲男先生

敬愛する、日本BE研究所・行徳哲男先生。
82歳、矍鑠(かくしゃく)として、まさに生き様を学ぶ、人生の師です。

私が会長をしている四谷倫理法人会の顧問も務めて頂き、明治神宮参拝の後、朝7時からの経営者モーニングセミナーに、毎週、ご指導に顔を出してくださいます。

先日、陸軍士官学校出身のお兄様を亡くされた直後・・・傷心のお心のなかでも、ご指導に足を運んでいただきました。

お兄さまのご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、
行徳先生のお心に深く感謝申し上げます。


■ 鉄鋼王 アンドリュー・カーネギー

先日開催された、行徳先生の講演のタイトル・・・ 

『他人が慕ってくる人・慕ってこない人』! 

最後にふれられた人物が、アンドリュー・カーネギー。
(1835年~1919年)

12歳で紡績工場に就職。崩れ行く橋を見て着想を得て、鉄鋼会社を創業。
数々の成功を収めて「鉄鋼王」と称され、アメリカで最も成功した人物とまで言われています。 

最後にふれられた一節が、忘れられません。。。
■『他人が慕ってくる人・慕ってこない人』 

鉄鋼王 アンドリュー・カーネギーの墓に刻まれた碑・・・

「Here lies one who knew how to get around him men who were cleverer than himself」

「自分より優秀な部下を持ち、自分より賢き人物を近づける術を知り修めたる者、ここに眠る」

















大石内蔵助しかり、西郷隆盛しかり、我が松下幸之助翁しかり。。。

「この人のためになら、死んでもいい・・・」
他人に、そこまで慕われる人になりたい。


そのためには、自らをもっとも愛せる人になることだ。
晩年、長年苦労をしてきた自身の頭をなでながら、自らを愛おしんだ松下幸之助翁のように。
敬愛する行徳先生に、こう教えていただきました。 


■『五十而知天命』

~論語 第二編「為政」より~
子曰、
『吾十有五而志于学』    (十五にして、学に志す)
『三十而立』        (三十にして、立つ)
『四十而不惑』       (四十にして、惑わず)
『五十而知天命』      (五十にして、天命を知る)
『六十而耳順』        (六十にして、耳従う) 
『七十而従心所欲、不踰矩』(七十にして、心の欲する所に従って、矩を踰えず)
                         

私どもの使命は、『会計を通じて、会社、地域、国家を強くする!』

今月8月1日、53歳になり、あらためて自らの天命を顧みています。

          2014年(平成26年)8月

                                  山  崎   泰