“募金総額2億8,500万円”の感動!~感動のジャグラ総会・福岡2日間~
【ジャグラ全国大会、いざ福岡へ】
6月初旬、全国から印刷業者が集まるジャグラ全国大会が開催され、福岡へ。
今総会で2年間の監事の任期を終えることもあり、朝からかなりのハイテンション。
出発は、朝8時15分のJAL便。
妻から教えてもらった、カード会社の空港ラウンジに行くと、
昨年4月27日にリニューアルしたばかりとのことで、とてもオシャレ、キレイ。
飛行機の離発着を見ながら、個々に手元の電源を使ってPCも利用可能で、
新聞や本を読み、仕事をしながら、まさに何時間ラウンジにいても飽きない感じです。
無料のクロワッサン&カプチーノに、さらに気分を良くして、いざ福岡へ。
6月初旬、全国から印刷業者が集まるジャグラ全国大会が開催され、福岡へ。
今総会で2年間の監事の任期を終えることもあり、朝からかなりのハイテンション。
出発は、朝8時15分のJAL便。
妻から教えてもらった、カード会社の空港ラウンジに行くと、
昨年4月27日にリニューアルしたばかりとのことで、とてもオシャレ、キレイ。
飛行機の離発着を見ながら、個々に手元の電源を使ってPCも利用可能で、
新聞や本を読み、仕事をしながら、まさに何時間ラウンジにいても飽きない感じです。
無料のクロワッサン&カプチーノに、さらに気分を良くして、いざ福岡へ。
【ジャグラ全国大会、いざ福岡へ】
6月初旬、全国から印刷業者が集まるジャグラ全国大会が開催され、福岡へ。
今総会で2年間の監事の任期を終えることもあり、朝からかなりのハイテンション。
出発は、朝8時15分のJAL便。
妻から教えてもらった、カード会社の空港ラウンジに行くと、
昨年4月27日にリニューアルしたばかりとのことで、
とてもオシャレ、キレイ。
飛行機の離発着を見ながら、個々に手元の電源を使って
PCも利用可能で、 新聞や本を読み、仕事をしながら、
まさに何時間ラウンジにいても飽きない感じです。
無料のクロワッサン&カプチーノに、さらに気分を良くして、いざ福岡へ。
【コンパクトシティを訪ねて・・・】
10時15分、福岡空港到着後、総会会場のホテル日航福岡へ。
13時30分から始まる総会前のひととき、5年ぶりの博多をしばし散策。
地下鉄と徒歩で十分に回れる、まさに快適なコンパクトシティです。
まずは、「博多千年門」を抜けて「東長寺」へ・・・
806年、唐から帰国した空海が創建した中では最古の寺です。
高さ23mの「五重塔」や木造座像としては日本最大級の「福岡大仏」は圧巻!
手水舎の前で、外国人観光客と思しき女性が、
柄杓から直接、水を飲んでいる姿に遭遇したので・・・
さすがに見かねて、日本のスタイルを若干アドバイスしたのですが、
韓国人とのことで、英語ではあまり伝わらなかった様子。
それにしても、博多には寺社が多く、外国人が熱心に見て回っています。
よ~く聞いてみると、ハングル語が多いように。
近いせいか、福岡は韓国からの観光客が最も多く、4割近くに上るといいます。
外国人観光客が、熱心に日本の寺社を訪れるなかで、
日本人たる私は、いったいどこまで知っているのだろうか?
機遅かれしとは思いつつも、日本人として自国の歴史・文化に少しでもふれたい・・・
恥ずかしながら、そんな気持ちにもなってしまいます。
【「福岡市」「博多市」・・・市名騒動の行方】
少し歩いて、博多の歴史を学ぶべく「博多町家ふるさと館」へ・・・
ここでは、明治・大正時代の博多町人の暮らしと文化にふれることができます。
1889年、人口50,847人で福岡市が誕生し、同年博多駅も開業。
1890年、福岡市議会で市名騒動が起こる。
「福岡市」と「博多市」の両案が同数となり、議長裁決で「福岡市」に決定。
この場所に来なければ、まったく知らずに、博多の街をノンキに歩き続けていたかもしれません。。。
もし「博多市」になっていたら・・・今頃、街は変わっていたのでしょうか?
そう思っただけでも、今いるこの街に対する関心・興味が増してくるので、旅は不思議です。
近年では、1996年「キャナルシティ博多」が開業。
2011年、4代目博多駅が開業。九州新幹線が開通。
【祇園山笠・櫛田神社で・・・「夫婦円満」をそっと祈願】
続いて「櫛田神社」へ・・・
博多を代表する夏祭り「博多 祇園山笠」の出発点でもあります。
もちろん天下の山笠も荘厳なのですが・・・
実は私が、ジッと立ち止まっていたのは「夫婦銀杏」の前なのです。
古来、夫婦円満、縁結びの霊樹として、
地元の信仰が篤いとの解説に、目が釘付け。
長年にわたり夫婦危機が続く私としては、
荘厳な「祇園山笠」には申し訳ないと思いつつも・・・
「夫婦銀杏」の前で、目先の御利益?夫婦円満をそっと祈願していたのでした。
「櫛田神社」を出ると、隣接する「上川端商店街」が・・・
博多で最も歴史ある商店街。
約400mのアーケード内に約130店舗が並びます。
別名、ぜんざい広場としても有名らしいのですが、
あまりにも急ぎ歩き回って、ぜんざいを楽しむ余裕もなく、
急ぎ足でアーケードを歩き終え、さらに地下鉄2駅分を歩いて、総会会場に戻ります。
【「心からの御礼を伝えたい」そんなご紹介とともに・・・】
ジャグラ総会、私自身も監事報告を終えて、総会議事もすべて無事終了したとき、
司会者から「全国から集った会員に、心からの御礼を申し上げたい」と、
同じく印刷業を営む、会員ご夫妻が、総会でのご挨拶を希望されている旨の紹介。
ご夫妻の挨拶を伺っているうちに、涙が出そうに・・・
かつてお孫さんが、重度の心臓病にかかり、心臓移植をしなければならないとの診断。
ドナーのいる米国での移植手術しかないと診断されるも、なんとその費用は3億1千万円。
会員ご夫妻が、ご子息を通じて、ジャグラ青年部に相談したところ、
印刷業界を中心に、支援の輪を広げようと、ジャグラ機関誌への掲載なども通じて、
2017年12月22日から、総額3億1千万円を目指して募金活動がスタート!
まさにあと1週間で、目標額の3億1千万円に届こうかという時だったそうです・・・
「幸福の女神」のように、日本でのドナーが現れたのです!
翌日、心臓移植手術!!
手術は、無事に成功!!!
さらに幸運が続き・・・
日本での手術ができたので、健康保険も適用されたといいます。
今では、お孫さんは元気に飛び回っているとのご報告・・・
演台に立つ会員ご夫妻は、まさに感無量の面持ちで、感謝のご報告をされています。
【感動のドラマとともに・・・素晴らしい印刷業界・福岡の余韻】
目標額到達寸前までに集まった募金総額は、約2億8,500万円。
貴重な善意の集大成は、同じく国内で寄付金を募りながら、
海外での心臓移植手術を待ち続ける5つのグループに分配されて・・・
5人のうち既に4人が、これまでに心臓移植手術を終えられたそうです。
ジャグラを発火点にした、印刷業界の「支援の心」「善意の輪」が、
会員のお孫さんのみならず、多くの子ども達の命をも救うことになったのです!
会員ご夫妻の御礼挨拶を伺いながら、子どもの健康を願って育ててきた親のひとりとしても、
涙を流さんばかりに感動してしまいました。
会員ご夫妻の痛みを、我が痛みとして立ち上がったジャグラ・・・
そして印刷業界にまで広がった善意の輪、さすが日本の地場産業・・・
歴史ある街の素晴らしさ、そして街の清々しさ・・・
思い出に残る、福岡・博多での感動の2日間!!
平成30年(2018年)6月
山 崎 泰
◎ホンネで綴る『山崎 泰 “ズッこけ”デイリーブログ!』
宜しければ、こちらもどうぞご笑覧くださいませ。
http://blog.goo.ne.jp/yama-tai61
6月初旬、全国から印刷業者が集まるジャグラ全国大会が開催され、福岡へ。
今総会で2年間の監事の任期を終えることもあり、朝からかなりのハイテンション。
出発は、朝8時15分のJAL便。
妻から教えてもらった、カード会社の空港ラウンジに行くと、
昨年4月27日にリニューアルしたばかりとのことで、
とてもオシャレ、キレイ。
飛行機の離発着を見ながら、個々に手元の電源を使って
PCも利用可能で、 新聞や本を読み、仕事をしながら、
まさに何時間ラウンジにいても飽きない感じです。
無料のクロワッサン&カプチーノに、さらに気分を良くして、いざ福岡へ。
【コンパクトシティを訪ねて・・・】
10時15分、福岡空港到着後、総会会場のホテル日航福岡へ。
13時30分から始まる総会前のひととき、5年ぶりの博多をしばし散策。
地下鉄と徒歩で十分に回れる、まさに快適なコンパクトシティです。
まずは、「博多千年門」を抜けて「東長寺」へ・・・
806年、唐から帰国した空海が創建した中では最古の寺です。
高さ23mの「五重塔」や木造座像としては日本最大級の「福岡大仏」は圧巻!
手水舎の前で、外国人観光客と思しき女性が、
柄杓から直接、水を飲んでいる姿に遭遇したので・・・
さすがに見かねて、日本のスタイルを若干アドバイスしたのですが、
韓国人とのことで、英語ではあまり伝わらなかった様子。
それにしても、博多には寺社が多く、外国人が熱心に見て回っています。
よ~く聞いてみると、ハングル語が多いように。
近いせいか、福岡は韓国からの観光客が最も多く、4割近くに上るといいます。
外国人観光客が、熱心に日本の寺社を訪れるなかで、
日本人たる私は、いったいどこまで知っているのだろうか?
機遅かれしとは思いつつも、日本人として自国の歴史・文化に少しでもふれたい・・・
恥ずかしながら、そんな気持ちにもなってしまいます。
【「福岡市」「博多市」・・・市名騒動の行方】
少し歩いて、博多の歴史を学ぶべく「博多町家ふるさと館」へ・・・
ここでは、明治・大正時代の博多町人の暮らしと文化にふれることができます。
1889年、人口50,847人で福岡市が誕生し、同年博多駅も開業。
1890年、福岡市議会で市名騒動が起こる。
「福岡市」と「博多市」の両案が同数となり、議長裁決で「福岡市」に決定。
この場所に来なければ、まったく知らずに、博多の街をノンキに歩き続けていたかもしれません。。。
もし「博多市」になっていたら・・・今頃、街は変わっていたのでしょうか?
そう思っただけでも、今いるこの街に対する関心・興味が増してくるので、旅は不思議です。
近年では、1996年「キャナルシティ博多」が開業。
2011年、4代目博多駅が開業。九州新幹線が開通。
【祇園山笠・櫛田神社で・・・「夫婦円満」をそっと祈願】
続いて「櫛田神社」へ・・・
博多を代表する夏祭り「博多 祇園山笠」の出発点でもあります。
もちろん天下の山笠も荘厳なのですが・・・
実は私が、ジッと立ち止まっていたのは「夫婦銀杏」の前なのです。
古来、夫婦円満、縁結びの霊樹として、
地元の信仰が篤いとの解説に、目が釘付け。
長年にわたり夫婦危機が続く私としては、
荘厳な「祇園山笠」には申し訳ないと思いつつも・・・
「夫婦銀杏」の前で、目先の御利益?夫婦円満をそっと祈願していたのでした。
「櫛田神社」を出ると、隣接する「上川端商店街」が・・・
博多で最も歴史ある商店街。
約400mのアーケード内に約130店舗が並びます。
別名、ぜんざい広場としても有名らしいのですが、
あまりにも急ぎ歩き回って、ぜんざいを楽しむ余裕もなく、
急ぎ足でアーケードを歩き終え、さらに地下鉄2駅分を歩いて、総会会場に戻ります。
【「心からの御礼を伝えたい」そんなご紹介とともに・・・】
ジャグラ総会、私自身も監事報告を終えて、総会議事もすべて無事終了したとき、
司会者から「全国から集った会員に、心からの御礼を申し上げたい」と、
同じく印刷業を営む、会員ご夫妻が、総会でのご挨拶を希望されている旨の紹介。
ご夫妻の挨拶を伺っているうちに、涙が出そうに・・・
かつてお孫さんが、重度の心臓病にかかり、心臓移植をしなければならないとの診断。
ドナーのいる米国での移植手術しかないと診断されるも、なんとその費用は3億1千万円。
会員ご夫妻が、ご子息を通じて、ジャグラ青年部に相談したところ、
印刷業界を中心に、支援の輪を広げようと、ジャグラ機関誌への掲載なども通じて、
2017年12月22日から、総額3億1千万円を目指して募金活動がスタート!
まさにあと1週間で、目標額の3億1千万円に届こうかという時だったそうです・・・
「幸福の女神」のように、日本でのドナーが現れたのです!
翌日、心臓移植手術!!
手術は、無事に成功!!!
さらに幸運が続き・・・
日本での手術ができたので、健康保険も適用されたといいます。
今では、お孫さんは元気に飛び回っているとのご報告・・・
演台に立つ会員ご夫妻は、まさに感無量の面持ちで、感謝のご報告をされています。
【感動のドラマとともに・・・素晴らしい印刷業界・福岡の余韻】
目標額到達寸前までに集まった募金総額は、約2億8,500万円。
貴重な善意の集大成は、同じく国内で寄付金を募りながら、
海外での心臓移植手術を待ち続ける5つのグループに分配されて・・・
5人のうち既に4人が、これまでに心臓移植手術を終えられたそうです。
ジャグラを発火点にした、印刷業界の「支援の心」「善意の輪」が、
会員のお孫さんのみならず、多くの子ども達の命をも救うことになったのです!
会員ご夫妻の御礼挨拶を伺いながら、子どもの健康を願って育ててきた親のひとりとしても、
涙を流さんばかりに感動してしまいました。
会員ご夫妻の痛みを、我が痛みとして立ち上がったジャグラ・・・
そして印刷業界にまで広がった善意の輪、さすが日本の地場産業・・・
歴史ある街の素晴らしさ、そして街の清々しさ・・・
思い出に残る、福岡・博多での感動の2日間!!
平成30年(2018年)6月
山 崎 泰
◎ホンネで綴る『山崎 泰 “ズッこけ”デイリーブログ!』
宜しければ、こちらもどうぞご笑覧くださいませ。
http://blog.goo.ne.jp/yama-tai61