HPを診断してみませんか?
2008年2月21日14:06:57
HPを診断してみませんか?
立春も過ぎ、2月も中旬を迎える頃になると、寒さも幾分やわらいできたように感ずる昨今でございます。
私ども事ながら、12月決算法人の決算申告業務とともに2月18日からの個人確定申告の準備業務に追われ、今月号のレポートをお届けするのが大変遅くなってしまいました。
先日、船井総合研究所が主催する会計事務所の定例研究会において、ホームページの活用方法について検証する機会がありました。
会計事務所関係で、月間検索件数の多いキーワード、どのような目的で会計事務所を探されるのかのランキングです。
1位「税金対策」85,959件、2位「確定申告」69,199件、3位「会社設立」39,213件、4位「事業計画書」10,189件、5位「節税」9,692件というランキング。
上位4位までで、20万件という検索数で、圧倒的にキーワードが集中していることが良く分かります。
問題は、その後。
「税金対策」を知りたくて、キーワード検索してアクセスしているにもかかわらず、漫然と事務所紹介や所長挨拶などから始まっているHPの、何と多いことか。
「会社設立」を知りたくてアクセスした人には、検索キーワードに連動して、トップページに「会社設立」に関する何らかの情報・解説がないと、次のページに進んで頂けることはないでしょう。
皆様にも、会社や事務所、また各種の活動等を紹介・広報するためにHPを作成しているという方は多いと思います。
しかし、私自身が大きな勘違いをしていたのと同様に、会計事務所のみならず、他の業界・業種でもミスマッチをしがちなのも事実だと思い、実例を紹介させて頂いた次第です。
そんなHPの活用を検証する一助になればと思い、HPに関するアンケートを併せてお送りしました。
HPには、随分とコストをかけてきた私としても、お恥ずかしながら反省することしきりです。
些かなりとも、お役に立てれば幸いです。
平成20年(2008年)2月