『本年も、何卒宜しくお願い申し上げます』
2009年1月8日22:14:00
『本年も、何卒宜しくお願い申し上げます』
平成21年、己丑年の新春にあたり、謹んでご挨拶を申し上げます。
旧年中は、本当にお世話になりました。皆様方のおかげで、公私ともに充実した年を過ごすことができました。
皆様方におかれましては、新春の日々を思い思いの目標を胸にお過ごしのことと存じます。
些かなりとも、皆様のその一年の計を実現するお役に立つことができましたら誠に幸甚です。
今月号のレポートでもご紹介させて頂きましたが、薬師寺の正月法話は、心に残るものでした。
薬師寺というと、長年にわたり管主を務められた故高田好胤管主が有名です。
高田管主は昭和40年代に、松下幸之助翁から「このままのでは、日本がおかしくなってしまう。今のうちに日本人の心をしっかり持つようにして欲しい。高田管主が中心となって何か精神的な支えとなる運動をして欲しい。」とのやりとりが契機となって“まほろば運動”(現在の薬師寺21世紀まほろば塾)が始まったとのこと。
その話を地元の方からも聞いていたので、大いなる関心をもって薬師寺を訪れた次第です。
今回の薬師寺・安田管主の法話は、「今日の努力で明日を変える」という題でした。
『心』が変われば『態度』が変わる。 |
法話の内容は、まさに多岐にわたり、福寿を招く生き方としてマザー・テレサの語録を最後にご紹介したいと思います。
平和は微笑から始まります。
一日五回、あなたが本当は見せたくない人に微笑みかけなさい。
それを平和のためにするのです。
横に座っていた妻が、そのくだりを聞いてから、心なしか私に笑顔で微笑みかける数が増えたように思うのは、気のせいではないように思うのですが…。
本年も、何卒宜しくお願い申し上げます。
本年が、皆様にとりまして充実した良い一年でありますように、心よりお祈り申し上げております。
平成21年(2009年)1月