【TFSメルマガ 12/11】 生成AI活用~後回しによる悪循環って?!
何かと慌ただしい師走。。。今年もあと20日を残すばかりです。一年間を振り返ってみて、“生成AIの急速な進化”は間違いなく、今年の激動のひとつと言えるでしょう。士業として業務の正確性はもとより、さらなる業務効率化が求められる私ども会計事務所業界にとっても、“生成AIへの対応・活用”は、今後の事業展開・生産性向上・キャリア育成をも左右しかねない課題です!
私自身(ITリテラシーの決して高くない世代として)生成AI活用への対応に遅れてはいけないという、強い危機感も抱きつつ・・・師走の日々を過ごしています。
今般、全国の多くの会計事務所が集う「経営革新等支援機関推進協議会」において
「AI研究会」に参画することしました。
同研究会が指摘する「生成AI活用を後回しにすることによる悪循環」
①⇒④への悪循環は、経営者として何としても避けなければ。。。
という危機感。
①AI活用を後回しにする
~既に様々な場面で活用されている生成AIの情報をキャッチせずに後回しに
②人に依存した業務体制
~会計業界全体で問題になっている「人手不足」が解決せず
③売上・生産性の停滞
~業務効率に影響を与え、結果として売上が伸び悩み、生産性も低迷
④優秀な人材の流出
~成長が見込めない、ルーチンワークの多い組織に失望した社員が、より良い環境を求めて退職
時代の流れに対応すべく、国内外で頑張っておられる多くのクライアントに
少しでも“範”となれるような業務効率化を目指すべき会計事務所業界だけに、
自社がAIに強い事務所になること⇒クライアント企業がAIに強くなること!
にも繋がっていければ。。。
会計事務所業界としての使命感が、同研究会の資料にも表れています。
今号は、私どもの業界の抱える内情を少しさらけ出してしまいましたが・・・
生成AIへの対応・活用は、ありとあらゆる業種で、避けては通れない課題かと思います。
ご自身の業界、業種にとって、2025年以降の生成AIへの対応・活用を検討される際、
上記資料もご参照いただきながら、些かなりともお役に立てましたら~との思いです。
新年のTFSアカデミー(2024/1/27)では、AI研究者をお招きして、皆さまと一緒に議論しながら
知見を深めていきたいと思っています。
どうぞ宜しければ、お出かけくださいませ。
2024年12月11日
TFSコンサルティンググループ 代 表 山 崎 泰