【TFSメルマガ 8/1】『60歳から幸せが続く人の共通点』って??
私事で大変恐縮なのですが。。。今日8/1で、満63歳になりました。
還暦60歳を過ぎてから出会った~貴重な一冊の本があります!
会計業界の大先輩でもある、レガシィ創業者の天野隆・公認会計士が紹介されていた
『60歳から幸せが続く人の共通点』(前野隆司・菅原育子著/ 青春新書)。
『幸福学』を専門とする大学教授と『老年学』の研究者である准教授による共著。
同書で示されていた「年齢と幸福度の関係」の図表、大きなインパクトでした!
心理学者が行ったアンケート調査をもとに、
年齢と主観的な幸福感の平均値を、科学的な見地をもとに
グラフ化したものです。
幸福度が高い10~20代前半くらいから、徐々に下がっていき、
40~50代が一番低くなるという結果です。
理由としては・・・仕事での責任が増す一方で、
子育てや親の介護などでの問題が起こりがちな世代。
家のローンや老後の資金といった、お金の不安も尽きない。。。
しかし60代を過ぎると、幸福度は再び上昇していく!
そんなU字カーブを描くというのです。
「年はとりたくない?」とも言うのに、なぜ??? という疑問にも答えて・・・
高齢になると感じる『新しい幸せ』があるというのです。
具体的な変化としては、物事に楽観的になり、自らの欲望や欲求から離れ、
自己中心的なところがなくなって、寛容性が高まっていくことが挙げられています。
(詳細は、是非ともご一読いただけたらと思いますが・・・)
https://amzn.asia/d/04TwgkJY
還暦を迎えた方には、プレゼントしたいと思うくらいの一冊です。
お若い方々にも・・・頭の片隅にでも置いておいていただけたら嬉しいです。
確かに私自身、多くの素晴らしいクライアントにご縁をいただき、
安心して任せられる、能力のある社員さん達に支えられて・・・
40代、50代までよりも、60代の方が幸せだなぁ~と思うことしきりです。
心身ともに余裕も出てきて、クライアントからの様々なご相談にも、
さらに深い『利他』の気持ちで接することができる年代になってきた実感があります。
さて、『60歳から幸せが続く人~』の話題にも関連して
今号では「経験豊富な高年齢者人材の活用」についてです。
政府も、シニア人材活用を促進するために、
『65歳超雇用推進助成金』を創設し、企業をサポートしています。
(ちなみに、TFSコンサルティンググループでは定年制を廃止しています。。。)
◆――◆ 65歳超雇用推進助成金とは ◆――◆
高年齢者が意欲と能力のある限り、年齢に関わりなく働くことができる
生涯現役社会を実現するため・・・
①「65歳以上への定年引き上げ」
②「高年齢者の雇用管理制度の整備等」
③「高年齢の有期契約労働者の無期雇用への転換」 等を行う
事業主に対して助成するもので、下記3コースで構成されています。
(厚生労働省HPより引用)
◆――◆ 65歳超雇用推進助成金3つのコース ◆――◆
◎65歳超継続雇用促進コース<最大160万円>
・65歳以上の定年引き上げや定年廃止
・希望者全員を対象とする66歳以上の継続雇用制度の導入
・他社による継続雇用制度の導入
を行った事業主に対して助成するコース。
高年齢者が引き続き働ける環境を整え、企業の労働力を安定させることができます。
◎高年齢者評価制度等雇用管理改善コース<最大30万円>
高年齢者向けの雇用管理制度の整備等に係る措置を実施した事業主に対して助成するコース。
高齢者の評価制度や職務内容の見直し、労働環境の改善などが含まれます。
高齢者が安心して働ける職場環境が整い、企業の生産性向上に寄与します。
◎高年齢者無期雇用転換コース<1事業者あたり最大300万円/年>
50歳以上かつ定年年齢未満の有期契約労働者を、無期雇用労働者に転換させた事業主に対して
助成するコースです。
有期契約から無期雇用への転換は、高齢者にとって安定した雇用を提供するものであり
企業にとって も長期的な人材確保が可能となります。
▼詳細は、厚生労働省リンクをご確認くださいませ。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000139692.html
今号メルマガ内容も含めて、ご質問・ご相談等がございましたら、どうぞお気軽に、
TFSコンサルティンググループまでお問い合わせくださいませ。
2024年8月1日
TFSコンサルティンググループ 代 表 山 崎 泰