コーディアル人事労務オフィス

記事一覧

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『花咲か爺さん』の遺産が“ポチ”だったら① -遺言書だけでは不安?-

18.01.05
業種別【不動産業(相続)】

「自分が死んだ後、信頼できる人にペットの世話をお願いしたいけど、誰にどう依頼したらいいんだろう……?」 近年、頼れる身寄りがなく、猫や犬といったペットと2人(=1人と1匹)で暮らしている高齢者も少なくありません。 このような方にとって、ペットは家族と同等もしくはそれ以上に大切な存在だといいます。 前回の『わらしべ長者』に続き、今回は『花咲か爺さん』にそって、“ペットを遺す際の遺産相続の準備”についてご紹介します。

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遺産相続時、兄弟が仲違い……共有持分権のある土地・建物の行方は② ~使用料は請求できる?~

17.12.08
業種別【不動産業(相続)】

前回、父親の遺産である不動産を占有している長男の太郎に対し、共有者の一人である弟の二郎が「土地と家を明け渡せ!」と要求することはできないと説明しました。 二郎は、 「兄貴を追い出せないことは、わかった。だけど俺にも権利があるのに、兄貴だけが使い続けるなんて不公平じゃないか。俺の権利分の家賃を払えよ!」 と言い出しました。 さて、相続した家に住む太郎に対し、二郎は使用料を請求することはできるのでしょうか?

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遺産相続時、兄弟が仲違い……共有持分権のある土地・建物の行方は!

17.11.02
業種別【不動産業(相続)】

弟の二郎が兄の太郎に対して怒りをあらわに声を荒げています。 「オイ兄貴、早く家を売って遺産を分けてくれよ!」 しかし太郎は「俺はずっと親父とお袋と、この家を守ってきたんだ。この家は売らないし、親父達の面倒を看てこなかったお前には一銭も渡さない!」と応えます。 そして、遂に二郎は「そうかい。それなら弁護士を雇って、まずは兄貴を追い出してやる。覚悟しろよ!」と言い放ち、その場を去ってしまいました。

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あなどってはいけない! 中小企業の相続・承継にも争いの火種はある

17.10.06
業種別【不動産業(相続)】

会社の相続問題が「お家騒動」としてテレビで騒がれることがたまにあります。 「跡継ぎをちゃんと決めているから」「そんなたいした会社じゃないから」と思って、あまり気にしていない方はいませんか? しかし実際は、会社の規模にかかわらず、相続・承継で“騒動”が起きてしまう可能性があります。

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もしも「わらしべ長者」の長者さんが“民事信託”を利用していたら!? 資産を奪われないようにするために

17.09.08
業種別【不動産業(相続)】

先月は、相続対策をすることでトラブルを事前に防げるとお伝えしました。今月も昔話「わらしべ長者」を事例にしながら、予防できるトラブルを詳しく見ていきます

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もしも「わらしべ長者」の長者さんに息子がいたら…!? 相続対策は今そこにある危機

17.08.04
業種別【不動産業(相続)】

「父さんも母さんも元気だし、我が家ではまだまだ先の話…」なんて、高をくくってはいませんか? 相続問題は“争族”問題。今、そこにある危機だと捉えて対策しておくべきです!

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沖縄ならでは!「軍用地」を活用した相続の節税対策がアツイ!

17.07.07
業種別【不動産業(相続)】

相続税の節税方法のひとつとして注目されているタワーマンションですが、2017年度の税制改正でタワーマンション節税に対する規制が厳しくなってしまいました。 そこで新たに注目が集まっているのが、沖縄ならではの「軍用地」を活用した節税方法です。 一体どのような節税方法なのでしょうか?

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不動産融資バブルが到来! なぜそこまで人気がある?

17.06.09
業種別【不動産業(相続)】

2017年2月に日銀が発表した金融機関の「貸出別先貸出金」によると、 不動産融資が2015年と比べて 2016年は15.2%上回る、12兆2860億円だったことがわかりました。 1977年以来過去最高とも言われており、一部では不動産バブルの様相を呈しているとも伝えられています。なぜこのように不動産融資だけが拡大したのでしょうか?

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「代襲相続」と「数次相続」の違いはどこにある?

17.05.02
業種別【不動産業(相続)】

遺産分割協議は相続人全員で行われなければなりません。相続人のうちの一人でも欠けた状態で協議を行ってしまうと、その遺産分割協議自体無効となってしまいます。 相続手続きにおいて、相続人を確定させる作業は非常に重要で、相続手続きの出発点と言えます。 そして、相続人を確定させる上で間違えやすいのが「代襲相続」と「数次相続」の違いです。今回はその違いについて説明していきます。 

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未登記建物の相続手続きはどうすればいい?

17.04.07
業種別【不動産業(相続)】

相続の手続きをする際には、不動産を確認するため登記事項証明書を取得して、現在の登記上の権利関係を把握します。 その中で、相続人が建物の登記事項証明書を取れないことがあります。固定資産評価証明書を取得してみると、課税の対象にはなっているものの、「未登記」と記載されていることがあります。 では、この未登記建物の相続手続きはどのように行えばよいのでしょうか?