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リピート率がすごい!坪売上がすごい!人間味溢れる魅力で躍進する鉄板焼居酒屋

14.06.08
業種別【飲食業】
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大阪・ミナミを中心に5店舗を構える「鉄板神社」。
創業から10年足らずで一気に店舗を拡大し、
本店は坪月商123万円を売る大繁盛店だ。
取材店の難波店も36坪・50席で月商1400万円を売り、
各店が驚異的な売上を叩き出す。
いま大阪で大躍進する注目の繁盛事例だ。
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繁盛飲食店のヒット商法最前線

■このお店が繁盛している理由!

1.目を引くダイナミックで印象的な外観
2.旬の素材を使った季節限定のメニュー
3.魅力的なスタッフ

開店と同時に賑わい始め、お客が絶えない『鉄板神社』。
ここ難波店に限らず全店舗で見られる光景だ。

36坪・50席の難波店は、一日平均140名の来客数を誇り、
月商1400万円を売り上げる。

さらに、本店は13坪・24席で月商1600万円を売り、
日本一とも言われる坪売上を上げ続けている。

“神社”という店名は「毎日が祭りであってほしい」という
思いからつけられ、難波店には神輿が飾られている。

現在は、難波店の他、宗右衛門町にある本店、
吹き抜けで洒落た内装が特徴の福島店、
繁華街の中心にある北新地店、観光客や外国人客からも人気の道頓堀店、
焼そば専門店『道頓堀 寿座』の6店舗を展開している。

名物の「くわ焼き」とは、肉や野菜にタレをつけて
鉄板で焼く料理だが、古くは農作業の合間に鍬で焼いたことから
くわ焼きと言われている。

一番人気は「アスパラ豚巻」で、「海老パン」、
「しいたけ肉詰め」と創作串焼きが人気の上位に続く。

ホタルイカや秋刀魚など、旬の素材を使った季節限定のメニューも人気だ。

2004年、4坪の鉄板焼き店から始まった同店。
オープン当時は客足も少なく、とにかくお客が来るまで店を開け続けたという。

田中寿幸社長のモットーでもある「頭が悪いやつは体を動かせ」精神が功を奏し、
3ヵ月後には黒字に転じ、10年間売上はうなぎ昇りに。

料理が旨いのは当たり前、スタッフの人間力にお客は必ずリピーターになるという。
活気があり、威勢の良いスタッフたちは未経験者が中心。
プロスポーツ選手に例え、「プロの仕事とは何か」を教え、
「1円でも払ってくれるお客様に絶対損はさせない、限界でないなら限界までやれ」と教育。
スタッフたちは元気が良いだけではなく、個性や人間味があり、また会いたくなる、
もっと話したくなる人間力溢れるスタッフばかり。

料理や店舗デザイン、魅力的なスタッフたち。
この三重奏がすごいリピート率の実績を守り続けているのだろう。


【記事提供元】
近代食堂2014年5月号(旭屋出版)