過去最多の倒産件数から見える介護業界の現状!
日本企業全体の倒産件数が減少傾向にあるなか、介護業界では2016年に倒産件数が急増し、過去最高を更新したことが分かりました。 2016年の老人福祉・介護事業の倒産件数(負債額1,000万円以上)は108件で、介護保険制度がスタートした2000年以降で過去最多となっています。前年からの数値で見ても、倒産件数が76件から42.1%増の108件、負債総額は前年の63億8000万円から47.2%増となる94億600万円と大幅に増加し、業種別では「訪問介護事業」が前年の29件から65.5%増の48件と大幅に増えました。