社会保険労務士法人村松事務所

記事一覧

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後継者とのマッチングを支援! 事業引継ぎ支援センター活用のすすめ

20.10.13
ビジネス【人的資源】

中小企業の経営者の高齢化に伴い、事業承継問題が顕著化しています。 跡を継いでくれる家族や従業員など後継者になってくれる人材がいないために、頭を悩ませている経営者は少なくありません。 そこで国は、事業承継を支援する目的で、全国47都道府県に『事業引継ぎ支援センター』を設置し、事業引継ぎのためのサポートを行っています。 今回は、その概要や利用方法などをご紹介します。

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企業が対応しなければならない『安全配慮義務』とは

20.09.29
ビジネス【人的資源】

企業には従業員の安全を守る義務が課せられており、これを『安全配慮義務』と呼びます。 その名称から、安全配慮義務は仕事上での事故や怪我などから従業員を守るためのものだと思われがちですが、それ以外にも、従業員の体調不良や精神的苦痛、過労死などが起きないようにすることも義務の範疇に含まれます。 今回は、この『安全配慮義務』について、紹介していきます。

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70歳までの雇用が努力義務に。改正高年齢者雇用安定法のポイント

20.09.08
ビジネス【人的資源】

日本国内では少子高齢化が加速しています。労働人口が減少を続けるなかで、働く意欲のある高年齢者が活躍できる環境の整備を目指し、高年齢者雇用安定法の一部が改正されました。 2021年4月に施行される改正高年齢者雇用安定法には、高年齢者の就業を後押しするために、企業に対する『70歳までの雇用確保の努力義務』が盛り込まれています。 人生100年時代を迎える現在、人材確保の観点からも、高年齢者の雇用継続は大切なことです。改正された高年齢者雇用安定法のポイントについて、解説します。

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高齢者雇用に積極的な企業は黒字傾向! その理由と秘訣

20.08.25
ビジネス【人的資源】

2025年には、団塊の世代が全て75歳以上になるなど、日本はこれから超高齢化社会を迎えようとしています。生産年齢人口の減少に伴い、高齢者の労働力人口における割合も年々と高まっています。 そんななか、高齢者の雇用を積極的に行っている企業は、行っていない企業に比べて、収益動向において黒字傾向にあることがわかりました。 そこで今回は、高齢者雇用と収益の関係について、探っていきます。

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『人手不足対応ガイドライン』と『対応事例集』で人手不足解消!

20.08.07
ビジネス【人的資源】

少子高齢化による労働者の減少で、多くの中小企業では人手不足が深刻な問題となっています。これを受け、中小企業庁では中小企業の人手不足を解消する目的で、『中小企業・小規模事業者人手不足対応ガイドライン(改訂版)』と『中小企業・小規模事業者の人手不足対応事例』を取りまとめました。今回はこれらの資料をもとに、高齢者や育児中の女性など多様な働き手が活躍できる職場づくりや、ITや設備の導入による生産性向上など、多角的な面から人手不足解消のための具体的な事例を紹介します。

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メンタルヘルス対策の救世主『職場復帰支援プログラム』

20.07.28
ビジネス【人的資源】

厚生労働省の調べによると、職場の人間関係や労働環境が原因で強い不安やストレスを抱えている労働者は、労働者全体の6割以上にもなるといわれています。さらに、心の健康問題が原因で休職する人も多く、企業にとってそのような休職者をいかにスムーズに職場復帰させるかが、大きな課題となっています。 厚生労働省では、心の健康問題によって休職した従業員の円滑な職場復帰のために、各企業へ向けて、『職場復帰支援プログラム』の策定を促しています。今回は、休業開始から業務への復帰までの流れや、従業員への支援の手順など、具体的な策定方法について紹介します。

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業務の効率化や最適化に活用できる『人材のタイプ別人員配置』

20.07.07
ビジネス【人的資源】

企業における人員配置とは、各従業員にどんなプロジェクトを任せるのか、どんな業務に携わらせるのかを決めることです。 事業者は、その仕事に最適な人材をあてることを求められますが、従業員一人ひとりのスキルや適性を把握するのは困難です。さらに、その従業員の人柄やモチベーションなど、可視化されていない部分も考慮するとなると、一筋縄ではいきません。 そこで今回は、従業員の特性をタイプ別に分けて、それぞれに適した仕事を振るための『タイプ別人員配置』という方法を紹介します。

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よい人材が集まる『企業文化』を根付かせるには

20.06.23
ビジネス【人的資源】

『企業文化』とは従業員の間で共通認識としてある会社の理念や信念、前提条件や価値観、ルールのことです。経営学用語では『組織文化』などとも呼ばれています。 企業文化は基本的に、自社の創業者や経営者から発信される理念や価値観に賛同した従業員が協力しあい、各々の仕事を全うしていくなかでつくりあげられるものです。 当然、よい企業文化が根付いている会社には、よい人材が集まります。 今回は、各企業の具体的な実例を紐解きながら、よい企業文化をつくるための方法をご説明します。

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『エンゲージメント』という概念と、高める意義とは?

20.06.09
ビジネス【人的資源】

エンゲージメントとは会社と従業員の関係性を表す言葉で、『愛着』や『思い入れ』などと訳されます。会社に忠誠を誓い、懸命に働くような『愛社精神』という言葉は使われなくなって久しいものの、従業員と会社が一丸となり、共に影響を与えあい、成長していくという理念や考え方はいつの時代にも通用します。 従業員の会社に対する愛着や思い入れの薄さが指摘されることも多くなりましたが、エンゲージメントを強くすると、思わぬ効果が生まれることもあります。今回は、エンゲージメントを高めるメリットや、その方法について解説します。

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内定辞退者へのベストな対応と内定辞退率を下げる施策

20.05.26
ビジネス【人的資源】

近年、新卒の学生は複数の企業から内定をもらうのが当たり前になっており、就職を決意した1社以外の企業には、内定辞退を申し入れることになります。採用担当者にしてみれば、採用には膨大なコストや労力を割いているわけですから、ショックを受けることもあるでしょう。 しかし、だからといって相手を怒ったり脅したりするのは、言語道断です。内定辞退を受けた際にはどんな対応がベストなのか、そして、どうすれば内定辞退者が減るのかを考察します。