「組織原則が組織運営の問題を解決する」編
<昇進昇格不一致の原則(その2)>前号で、経営者の代わりに商談に来た社員が主任では、相手先の社長は納得できない場面があることを書きました。社長と同じ権限を持っていると言われても、にわかに信じがたいというのが実情でしょう。
<昇進昇格不一致の原則(その2)>前号で、経営者の代わりに商談に来た社員が主任では、相手先の社長は納得できない場面があることを書きました。社長と同じ権限を持っていると言われても、にわかに信じがたいというのが実情でしょう。
<昇進昇格不一致の原則>昇格とは、成長等級が上がることを言います。昇進とは、現在の職位より上位の職位に任命されることを言います。社員が300人位までは昇進と昇格は完全に連動するものではあります。例えば社員10人の企業を前提に説明します。10人になると経営者が1人ですべての社員を直接指導することが難しくなり、誰かに自分の代わりにマネジメントさせようと考えます。