経理のアウトソーシングで大失敗!中小企業でやってはならない理由を大公開【前編】
今、どの業界もアウトソーシング(外部委託)って流行ってますよね。 例えば、見込み顧客の開拓(テレアポなど)、営業企画に関する事務作業(電話対応、商品カタログや提案資料などの作成など)コールセンターやカスタマーサポートサービスの運営、工場での商品製造(OEM)、商品の在庫管理や梱包、発送、店舗や事務所の運営(店員の派遣、ショップ経営、清掃など)、社内のネットワーク環境の構築やシステムの設定、運用、保守などがありますよね。 私たちの業界でいえば、経理代行、記帳代行だったり労務管理、給与代行だったりします。 この経理業務のアウトソーシングについては数多くのサイトでは 「経理はアウトソーシングすべき」 「間接部門は出来る限り軽くすべき」 「手間のかかるわからない仕事はその道の専門家に任せるべき」 このように書かれています。 実際に記帳代行や経理代行を専門にしている会社もたくさんあります。そういう考えももちろん理解はできます。 しかしながら中小企業で経理をアウトソーシングした結果、【利益額が減ってしまった】【事業が見えなくなってしまった】こういう声が非常に多いのも事実。 そこで、今回は私たち経営と税務のプロフェッショナルの視点で、改めてこの経理のアウトソーシングのメリットと実際に起きるデメリットについてお伝えします。《目次》1.経理のアウトソーシングでのメリット2.経理のアウトソーシングに潜む本当の罠(大きなデメリット)2-1.思った以上にコストがかさむ2-2.経営数字の把握が遅れ赤字体質となる