マーケティング視点で見る『ステルス値上げ』の危険性
原価や人件費が高騰しても企業の収益を確保するための対処法として、商品の値上げがあります。 一方で、価格はそのままに、商品の量や質を下げるという対処法もあります。これはいわゆる『ステルス(こっそり行う)値上げ』と呼ばれるものです。消費税増税により、このステルス値上げを選択する企業が増えてきています。 価格を据え置きのまま量や質を下げた商品を販売し続けることには大きなメリットがありますが、デメリットについても考えておかなくてはなりません。 今回は、マーケティングの視点で『ステルス値上げ』の危険性をご説明します。