「自分への信頼感」がノルマ設定のカギ
部下のモチベーションをどうやって高めるか──。組織のリーダーが気にかけるテーマのひとつだろう。
モチベーションの裏付けとして、成功体験は欠かせない。
「前回この仕事をやって、自分のスキルが上がった」とか、「この仕事を終えたら、家族を幸せにできる」といった気持ちは、日々の業務に打ち込む動機づけとなる。
とはいえ、課せられた仕事の難易度が自分の能力をはるかに越えていたらどうか?
「これをやれば自分のスキルが上がる」と分かっていても、「このノルマを達成するのは無理だ」と思ってしまうだろう。
その瞬間にもう、モチベーションの糸が途切れてしまうのだ。