建設業で公的融資を受けるための「3つの秘訣」
建設業は他の業界と比べると、「資金を必要とする業種」です。設備投資が必要である、そして工事代金の入金スパンが長いということが関係しています。
そこで今回は「建設業で公的融資を受ける方法」について、解説いたします。日本政策金融公庫(以下、「公庫」)という政府系金融機関への融資についてのお話です。
建設業は他の業界と比べると、「資金を必要とする業種」です。設備投資が必要である、そして工事代金の入金スパンが長いということが関係しています。
そこで今回は「建設業で公的融資を受ける方法」について、解説いたします。日本政策金融公庫(以下、「公庫」)という政府系金融機関への融資についてのお話です。
家を建てる、リフォームする、水回りの修理、改修など、個人のお客様から直接受注するシーンは、ありませんか?
今回のお話は、「個人のお客様相手に営業活動を行う方で、かつ建設業許可をお持ちの方」がお使いできる手法かと思います。実は、個人のお客様からの信頼性アップに使える制度があるのです。
建設、建築、設備会社にとって、縁が近くて遠いもの。それが経審です。正式名称は「経営事項審査」といいます。
公共工事の下請け、孫請けをしたことはありませんか? あれを公共団体から直接請け負っている元請けさんは、この「経審」を受けています。でも世の中のほとんどの建設、建築、設備会社のほとんどの方は、経審のことを知りません。今回、基礎的なものになりますが、解説させていただきます。
建設・建築会社の代替わりは、大変なことが多いです。「あいさつ回りがやっと終わった。父の遺してくれた会社で、頑張るぞ!」。そう言った途端、官公庁から「あなたの会社の建設業許可、取り消します」という通知が…。こういうケースは、意外と多いものです。
建設・建築会社にとって必須となりつつある建設業許可。しかし代替わりの際に、優先順位が後になりやすい分野です。今回は「お子さん、役員に入れていますか?」というタイトルで解説いたします。 (※会社にしている方で後継者がお子さん、という仮定で書いています)
人手不足の建設業界。特に若い世代はもさらなる活躍が期待されています。現場だけではなく、きちんと理論を学び、資格を習得してスキルアップしてゆくことが必要でしょう。
しかし、その時間と代替要員の確保、人件費など、人材育成には時間とお金がかかります。そんなとき、活用したいのが助成金。従業員の技能向上、雇用の改善などを図るために行う取り組みに対して、国の助成を受けることができます。
助成金なので、返済は不要。原則もらいっぱなしのお金です。今回は、建設業界をズバリ名指しした制度、その名も「建設労働者確保育成助成金」という制度をご紹介します。
※助成金は年度によって名称、内容が大きく違っており、廃止されることもあります。最新の情報はWeb等でご参照ください。
建設業許可は、28の業種に区分されています。
建築工事、大工工事、とび・土工・コンクリート工事、土木工事、管工事…といった具合です。
この区分は1971年、建設業許可という制度ができてから、一切変わっていません。
それがこのたび、変わることになりました。
平成28年度の春から施行となります。
変更点で大きいのは、従来「とび・土工・コンクリート工事」の中に入っていた「解体工事」が、分離独立すること。
解体工事という建設業許可の区分が1つ増えます。
建設業許可の業種が29業種になるのです。
建設業許可を持っている会社、事業主の皆さんが、意外と気づかないことがあります。
それは『業種追加できるのにしていない』こと。
これはもったいない!
建設業許可に関わる手続代理をお受けしていると、時折、思います。
「ずっと追加できる状況だったのに、していない」
その間、業種追加できた工事について、引き合いがあったのか?
と聞いてみると「う~ん、そういえばあったな~。考えてみるともったいないことしたな~」というお答えが多いです。
今回は、その重要な策の1つである「業種追加」について、解説いたします。
※今回の一連の記載は、一般建設業・都道府県知事許可の場合です。
建設業許可を取りたい! 追加したい! という方が増えています。
これは、小さな工事であっても「許可を持っている会社に優先的に発注する」というケースが増えているから。
また、設備機械の設置などで、今まで不要と言われていたものを「工事」とみなし、許可を要請する元請が増えたからです。
一定金額以上の工事を請け負うときに必要な許認可、それが建設業許可です。
ただ年々「許可を持ってないと発注できない」というケースが増えています。
というのが、小さな工事であっても「許可を持ってないと発注しない」とケースも増えているからです。
下請として入るとき(=元請からの発注工事)にこの傾向が強いですね。
この建設業許可、建設、建築、設備会社にとって極めて大事なものなのですが、意外と知られていません。
今回、建設業許可とは? ということで解説させてもらいたいと思います。