不正会計とみなされる『循環取引』の発生を防ぐには
「循環取引」は複数の企業が結託して売上を水増しする「架空の取引」を指します。2026年3月には、国内大手通信会社の子会社が循環取引による巨額の不正会計を行なっていたことが報じられました。企業にとって、売上の向上は至上命題ですが、一線を越えた循環取引は、金融商品取引法違反や詐欺罪といった重い刑事罰を招くだけでなく、築き上げた信頼を失うことにもつながります。では、なぜこのようなリスクがあるにもかかわらず、循環取引は行われてしまうのでしょうか。そのメカニズムとさまざまなリスク、自社を守るための防止策などを解説します。