2023年度の税制改正で変わる「贈与税」について
2023年度の税制改正で大きく注目を集めた、「贈与税に関する法改正」について解説いたします!
【贈与税とは?】
生前に個人から受け取った財産に課せられる税金のこと
【相続税に加算する生前贈与の期間が「7年」に延長】
贈与税は毎年110万円までしかかかりません。
ただ、生前贈与をしてから3年以内に亡くなった場合、
3年以内に贈与した財産は、
加算をして相続税を計算し納める必要があります。
この「3年」を「7年」に延長するのが今回の法改正です。
【適用開始時期】
2031年以降の生前贈与から「7年」の対象
それまでは段階的に延長
【相続時精算課税制度の簡略化】
「相続時精算課税」は贈与に対して、
贈与税ではなく相続税をかけるといった、
贈与税と相続税を一体化する制度です。これにより、
年間110万円までの贈与は、確定申告は不要になります。
【有効な対策例】
※こちらは、2023年3月20日時点での情報です。
======================
相続法は非常に複雑な法律です。
最も最適な方法で節税するためにも、
ぜひ税務の専門家に、早めにご相談いただくことをお勧めします。
もし皆様のお知り合いで、相続税に強い税理士さんをご存知でなければ
弊所から信頼できる税理士さんをご紹介させていただきますので、
どうぞお気軽にお声掛け下さいませ。