わかもり税理士事務所

記事一覧

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『自筆証書遺言書保管制度』とは? 制度概要を解説

22.12.06
業種別【不動産業(相続)】

遺言には、作成方法にいくつかの種類があります。そのうち最も簡単に作成することができるのが自筆証書遺言です。ただ、自筆証書遺言の保管は自己責任であり、紛失や偽造といったリスクがつきまといます。また、相続人が遺言書の存在に気付かず、故人の意向が反映されない可能性もあります。このような問題を解消するため、2018年の法改正により『自筆証書遺言書保管制度』が新設されました。今回は本制度の概要について解説します。

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不動産登記における『本人申請』のリスクと専門家の役割

22.12.06
業種別【不動産業(登記)】

登記とは自分の権利や義務を社会に向けて公示し、保護してもらうための法制度の一つです。 登記には、商業登記や法人登記、成年後見登記や動産譲渡登記などさまざまな種類があります。そのなかでも世の中的になじみがあるのは、不動産にまつわる不動産登記ではないでしょうか。 物件の購入や相続の場面で必要になる不動産登記の手続きは、司法書士や土地家屋調査士といった専門家に依頼するのが一般的ですが、当事者自らが登記申請を行うことも可能です。これを『本人申請』と呼びます。 そこで今回は、本人申請で登記を行う場合の流れや注意点などを解説します。

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求人で性別を制限できる? 男女雇用機会均等法における適用除外とは

22.11.29
ビジネス【労働法】

『男女雇用機会均等法』では、 採用活動において、『性別を理由とした差別的な取り扱い』を禁止しています。 したがって、求人広告に『男性限定』や『女性優遇』といった記載はできませんし、男女のいずれかを優先してはいけません。 しかし、性別を限定して求人を行っても違反にならない、適用除外の項目もあります。 今回は、『性別を限定した求人』について、男女雇用機会均等法の知識を交えながらお伝えします。

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部下からの信頼を回復し、良好な関係をつくるには

22.11.29
ビジネス【人的資源】

同じ目標に向かって仕事をする仲間であるはずの上司と部下。良好な関係でいたいものですが、うまくコミュニケーションを取れなくて困っている人も少なくありません。 特に中間管理職の立場である人にとって、部下とのコミュニケーション不全は日々の業務に支障をきたし、場合によっては社員の早期離職など深刻な問題につながることもあります。2022年も終わりに近づいた今、この1年の自らの言動を省みることで、来年からより強化した職場の人間関係を目指してはいかがでしょうか。

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今でこそ再確認!『アンブッシュ・マーケティング』

22.11.29
ビジネス【マーケティング】

昨今、『アンブッシュ・マーケティング』という言葉が注目されています。 アンブッシュ・マーケティングとは、企業の大型イベントや著名な大会の公式スポンサーであるかのように振る舞い、そのイベントの社会的盛り上がりに便乗してプロモーションを行うことをいいます。 企業の広報・マーケティング担当者においては、大型イベントの著作物を使用しないよう意識し、自社のマーケティング活動が意図せずにアンブッシュ・マーケティングになってしまわないよう注意が必要です。 今回はその概要と、企業が意識するべき点について説明します。

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退職者に『競業避止義務』を課す場合に押さえておきたいポイント

22.11.29
ビジネス【企業法務】

従業員が自社のノウハウや情報を持ち出して競合他社で働いたり、同じ職種の相対する会社を設立することを『競業行為』といいます。 企業はこのような行為を防ぐため、就業規則や個別の誓約書で従業員に『競業避止義務』を課すことがあります。 また、退職した元従業員に対しては、ケースごとに合理性や妥当性を加味したうえで、必要に応じて競業避止義務を課すことが可能です。 今回は具体的な例をあげながら、競業避止義務の有効性について考えていきます。

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もし買い物トラブルが起きたら? 知っておきたい『消費者契約法』

22.11.29
ビジネス【法律豆知識】

モノやサービスを購入する際に、消費者と事業者の間で結ばれる契約は『消費者契約』と呼ばれ、消費者が法律によって特に保護されていることをご存じでしょうか。 普段はあまり意識することもありませんが、商品を購入後に「説明と違う」「強引に買わされたので返品したい」などといった問題が起きた時、役に立つ法律知識です。 今回は、消費者契約の内容を規制している『消費者契約法』に基づき、モノやサービスの売買にまつわるトラブルについて解説します。

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最低賃金の引き上げで事業者が受ける影響と有効な対応策とは

22.11.08
ビジネス【労働法】

2022年10月に最低賃金の改定が行われ、地域別最低賃金の全国加重平均は、昨年度の930円から、31円引き上げの961円となりました。 31円の引き上げは制度が始まって以来の最高額ですが、政府は全国加重平均について1,000円以上を目指す方針を打ち出しているため、今後も最低賃金の引き上げは続いていくと見られています。 企業側は、最低賃金以上の給料を従業員に支払わなければならず、最低賃金の改定にともない、給料の見直しや就業規則の変更など、さまざまな対応を迫られます。 そこで今回は、最低賃金が与える企業への影響や対応策などを考えていきます。

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キャリアアップを促進! 非正規雇用労働者の正社員化に対して助成

22.11.08
ビジネス【助成金】

事業の生産性を高め、優秀な人材に長く働いてもらうには、労働者が安心して働ける雇用環境をつくることが大切です。そこで助けとなるのが『キャリアアップ助成金(正社員化コース)』です。非正規雇用労働者の能力開発を通じ、正社員化を進める事業主に対して助成金が支給されます。今回はその概要を紹介します。

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上から目線に要注意! 採用担当者が意識しておくとよい心構えとは?

22.11.08
ビジネス【人的資源】

企業の存続・発展には自社で力を発揮してくれる人材の確保が欠かせません。人材確保の役割を担う採用担当者は、『人を見極める』という立場にあるために、いわゆる「上から目線」になってしまうことが少なくありません。 採用担当者によるSNSの発信が「上から目線だ」と炎上してしまった事例もあるため注意が必要です。 今回は、企業の採用業務において採用担当者が意識しておくとよい心構えを紹介します。