土地家屋調査士法人共立パートナーズ

記事一覧

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相続登記が義務化! 土地を国庫に帰属できる制度も

21.08.31
業種別【不動産業(登記)】

所有者がわからなかったり、所有者がわかったとしても連絡がつかなかったりする土地のことを『所有者不明土地』といいます。 登記簿や課税台帳等の土地所有者がわかるデータベースが、相続の際にきちんと更新されていないことが主な原因であるため、対策として法整備が進められています。 そのなかの一つが、2024年をめどに施行される『相続登記の義務化』で、これは土地や建物の相続を知った日から3年以内に登記を行うことを義務づけるものです。 今回は、相続登記の義務化について説明します。

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「買った土地の面積が登記記録より少ない」

21.08.30
オリジナル記事

土地家屋調査士の横田です。日々動きある現場のお問合せの中から、皆様に土地・境界に関するお役立ち情報をお届けします。 Question 私は、不動産業者の仲介で土地(220平方メートル)を購入しました。 購入する土地には境界杭が入っていたので、実測をせず登記簿面積による土地売買契約をしました。 ところが家を建てる段階になり、建築業者から約20平方メートル少ないと言われました。 私は土地の面積というものは、登記簿面積とそんなに違わないと思っていたのですが、今から一部返金の請求はできるでしょうか? また、固定資産税額にも影響すると聞きましたので、今後のためにも登記簿の面積を実際の面積に訂正しておきたいのですが、どうすれば良いのでしょうか?

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はじめまして~ご挨拶~

21.08.29
オリジナル記事

 初めまして、4月から共立に入社いたしました、伊良部と申します。 まずは私の自己紹介から致します。身長172cm、体重95kgとかなりの太っちょです。これでもダイエットをして30kg落としましたが10kgリバウンドしました。リバウンドのことを私は原状回復命令と呼んでいます。

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本社と支店が別の都道府県にあるとき、最低賃金はどう適用される?

21.08.24
ビジネス【労働法】

最低賃金とは、使用者が労働者に支払わなくてはならない、賃金の最低額を指します。 最低賃金法によって定められた制度で、違反すると罰則も科せられます。 47都道府県ごとに定める『地域別最低賃金』は毎年10月初旬に発効されており、もし最低賃金の引上げがあれば、使用者はこれに対応しなくてはなりません。 では、会社の事業所が複数の都道府県にある場合は、どう考えればよいのでしょうか。 今回は、別々の都道府県に事業所がある場合の最低賃金の取り扱いについて解説します。

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テレワーク時に発生する経費、どの範囲までなら認められる?

21.08.24
ビジネス【税務・会計】

業務上発生する通信費や光熱費、事務用品代やパソコン代などの費用は、ほとんどが経費として認められています。しかし、ここ最近はテレワークの普及により、従業員の自宅など、オフィス以外の場所でこれらの費用が発生することも多いでしょう。家のインターネット回線を仕事に使用するなど、私的な空間でも業務が行われると、経費として認められる範囲がわかりづらいものです。 判断に迷わないためにも、テレワーク時における経費の範囲や会計処理の仕方などを確認しましょう。

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社内のちょっとした作業にシルバー人材センターを活用しよう

21.08.24
ビジネス【人的資源】

シルバー人材センターの存在は知っていても、その活動内容を知っているという方は少ないのではないでしょうか。 シルバー人材センターでは、臨時・短期・軽易で安全な高齢者向けの仕事を、会員となった人に紹介しています。また、公的な仕事だけではなく、民間の仕事も請け負っており、企業がセンターに仕事を依頼することもできます。 今回は、働きたい高齢者と人手を求める企業を結ぶ、シルバー人材センターを活用する方法について説明します。

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OEMってどんな意味? 委託生産のメリットとデメリット

21.08.24
ビジネス【マーケティング】

自動車メーカーのダイハツが、トヨタのブランドで販売される車を製造していることは、自動車に興味のある人の間では有名な話です。 これをOEM(オリジナル・エクイップメント・マニファクチャリング/Original Equipment Manufacturing)といい、メーカーが、他社のブランドの製品を受託生産する手法のことをさします。 ダイハツやトヨタのような大企業のみならず、自社で製造ラインを持たない企業が、他社に製品製造を依頼するのはよくあることで、OEMをすれば、生産設備を持たずとも、自社ブランドを持つことが可能になります。 今回は、大企業・中小企業を問わず、多くの企業が利用しているOEMについて解説します。

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もし『カスハラ』を受けたら? 事前に考えておきたい対応策

21.08.24
ビジネス【企業法務】

2021年6月に、男性2人組が東京の亀戸にある24時間営業の弁当屋に来店し、店員を怒鳴ったり、小銭を投げつけたりする様子が動画で配信され、大きな話題になりました。 近年、このような『カスタマーハラスメント』(以下、カスハラ)がたびたび話題に上っています。 企業としては、万が一従業員がカスハラ被害に遭ったときのため、対応策を考えておいたほうがよいでしょう。 今回は、カスハラとはどのような行為を指すのか、基本となる対応策はどのようなものかについて、説明します。

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増えつつある近隣トラブルの予防法と対処法

21.08.24
ビジネス【法律豆知識】

コロナ禍によって自宅で過ごす時間が増えたことにより、近隣トラブルも増加傾向にあるようです。 騒音や悪臭、境界線など、さまざまな問題が考えられますが、ささいなことが原因でトラブルに発展することが多いため、日頃から注意しておかないといけません。 もし、近隣トラブルが起きてしまったら、自治会・町内会や市役所の生活課に相談するなどのほかに、こじれてしまった場合に備えて調停や訴訟での解決も視野に入れておきましょう。 今回は、近隣トラブルの予防法と対処法について解説します。

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会社の社員寮や独身寮が『寄宿舎』と判断される条件

21.08.10
ビジネス【労働法】

従業員の福利厚生の一つとして、社員寮や独身寮を完備している企業があります。 この社員寮や独身寮が、もし労働基準法第十章で定められている『寄宿舎』に該当する場合は、寄宿舎規則を作成したうえで、行政官庁に届け出る必要があります。 では、どのような場合に寄宿舎に該当するのでしょうか。 今回は、寄宿舎に該当する条件や、寄宿舎を設置するための手続きなどを紹介します。