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【新しい資金調達方法「クラウドファンディング」】

16.11.24
ビジネス【税務・会計】
最近、ネット上で注目が集まっている「クラウドファンディング」。この言葉は、群衆(Crowd)と資金調達(Funding)を組み合わせた造語で、インターネットを経由して不特定多数から資金調達することを言います。
今回は、このクラウドファンディングの3つのタイプ「寄付型」「購入型」「投資型」について解説します。
<クラウドファンディングの3つの種類>

(本文)
・「寄付型」
寄付型は、出資者に対しての見返りがありません。なので、被災地や途上国の支援など、社会的意義が大きいプロジェクトの利用が多いです。通常の寄付との違いは、出資者がプロジェクトの過程を確認できる点です。寄付型で資金を調達する場合は、「社会性」と「プロジェクト過程の透明性」が求められます。

・「購入型」
資金額に応じた金銭以外の製品やサービスを提供するのが購入型の特徴です。プロジェクトに魅力を感じた人が資金を提供してくれるので、商品・サービス内容を充実させなければいけません。出資者限定の製品を準備することで、商品内容を充実し、資金を獲得している事例もあります。

・「投資型」
投資型は、金銭や株式を出資者に提供するタイプです。金融商品取引法などの法規制により、日本ではまだまだ浸透していませんが、2015年に一部の規制が緩和され、注目度が高まっています。投資型は他のタイプとは違い、資産運用を目的として出資する人が多くいるので、事業の見通しを提示する必要があります。

クラウドファンディングによる出資募集は、専用サイトから行えます。資金調達に悩んでいる経営者の方は、ぜひ参考にしてください。