有限会社 サステイナブル・デザイン

平成27年度補正予算が決まりました。

15.12.24
オトク情報
平成27年度補正予算、平成28年度当初予算の政府案が決定しました。

今回は、前者のうち、企業向け(経済産業省関連)の補助金メニューについてご紹介します。
タイミング的に、ちょうど、クリスマスプレゼントですね。

詳しくは、こちらのページをご参照ください。
http://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2015/hosei/index.html

もらえると決まっているわけではありませんが、機会とチャンスはあります。
年末年始、来年度の構想を練る中に、補助金活用も選択肢の1つに加えてみてはいかがでしょうか?

1月12日の助成金・補助金活用セミナーでは、補正予算の補助メニューについても解説します。

TPPと一億総活躍

総額3897億円の経済産業省関連補正予算案。
その項目立てをみると、

1.TPP
2.一億総活躍
3.その他

です。

しかし、よく読むと、一億層活躍の看板の下に
載っているメニューの大半が、(再掲)となっています。

つまり、実質はTPP対応の一枚看板といっていいでしょう。

どちらも、今年のキーワードですね。

TPPの看板のもとで、大きくわけると、

・打って出る:企業・商品の海外展開
・負けない:生産性向上・事業環境整備

の2種類の方向性の補助金メニューが並んでいます。

予算額の大きなメニュー

詳細は、こちらを見ていただくとして、、、
http://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2015/hosei/index.html

ざっくりとどんな様子かつかむために、予算額100億円以上の
補助メニューをピックアップしてみました。

1.ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金 1020.5 億円
-中小企業の革新的な新商品・サービス開発、生産性向上のための設備導入を支援

※これは「新ものづくり補助金」の継承事業ですね。
今年度不採択だった方、復活のチャンスですよ!

2.中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業 442.0 億円
-中小企業等の省エネ設備導入の支援
(設備単位の省エネ効果等で簡易に申請が行える制度の創設)

※省エネ効果の評価など、なかなか難しい省エネ補助金ですが、
「簡易に申請が行える」とわざわざ書いてくれています。
今年度、申請が間に合わなかった方、不採択だった方、
やはり、復活のチャンスですね!

3.皮革関連産業競争力強化事業 133.3 億円
-皮革関連事業者による販路開拓、人材育成、最新設備導入等の経営改善や、転業等を含
む構造改善を支援するための必要な経費の一部補助。

※完全にTPP対応予算ですね。業種が特定されているメニューはこれだけ。
皮革関連事業者の方、一度、見るだけでも見てみましょう!
いいことがあるかもしれません。

4.小規模事業者支援パッケージ事業 100.0 億円
-小規模事業者が商工会・商工会議所と一体となって取り組む販路開拓等の取組みの支援
(持続化補助金)。

※上限50万円の人気の補助金ですね。当社も活用させていただきました。
1万2000社分の見込みです。
今年度、申請が間に合わなかった方、不採択だった方、
これまた、復活のチャンスですね!

※1月23日(土)から、「その場で申請書を書いちゃう会」を開催していきますので、
ご興味おありの方、個別にお問い合わせくださいませ。
午後半日で、下書きを済ませてしまいましょう。

すでに会場を確保して、内々に声をかけた方々から参加申し込みをいただいています。

5.住宅省エネリノベーション促進事業 100.0 億円
-住宅の省エネを促進する断熱改修等の支援。

※建築物の省エネは、今後、ますます重要な政策です。
住宅オーナー、建設業者の方、チャンスですね。

6.レジの導入支援、受発注システムの改修支援等 27 年度予備費 995.8 億円

※これは、消費税8%→10%への増税対応ですね。
レジメーカー・販売店さん、システム開発会社さん、
ビジネスチャンス到来です!

以上の合計で2791.6億円、全体の72%(約3/4)を占めています。

補助金活用の基礎知識

チャンスはわかったけど、どうしたらいいの?
と首をひねっている方向けには、、、

今年の2月に制作した、補助金活用7Step動画セミナーがあります。
http://hojonavi.biz/7steps/

年末年始、アイデアを考えながら、ご覧になってみてください。

というわけで、締めくくりは先週と同じ。

今年度補正予算・来年度当初予算の補助金を活用するなら、
準備を始めるのはいつ?

まさに、今でしょ!なんです。