有限会社 サステイナブル・デザイン

ポジティブ話法のススメ

18.05.02
スキルアップ
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Amazonの本のカテゴリーで、
「ポジティブ」あるいは「ネガティブ」をキーワード検索すると、
無数といっていいほどの書籍や教材がヒットします。
それだけ、このことについて、人々の関心が深いということでしょう。
そうした書籍や教材、さらには講座などで学んだことのある人の数は何十万、何百万にも及ぶはずです。
ということは、その学びの結果、私たちの周りには、
メキメキとポジティブさを発揮し始めた人が何人もいて、おかしくありませんね。
しかし、実際周りを見渡してみて、どうでしょうか???
実は、ポジティブ話法というテーマでセミナー・研修をさせていただく際に、

「みなさんの周りで、最近メキメキとポジティブさを
発揮し始めた人がいる人、手を挙げてください」

と必ず聞くのですが、ほぼ、手が上がらないのです。

ポジティブマインドやポジティブシンキングを学んだ人は多数いるはずなのに、
ポジティブマインドな人やポジティブシンキングを実践している人が見当たらないのはなぜなんでしょうか?

それはズバリ、使う言葉がネガティブなままだから、というのが私の考えです。
つまり、こんな感じです。

「これからは、ポジティブにならなきゃいけない!」

内容はポジティブなんですが、ならなきゃ「いけない」という表現はネガティブですね。
そして、「ならなきゃ」の裏には、まだ、ポジティブ「でない」という前提がある、ということになります。

ですから、気持ちも新たに、ポジティブなマインドで、ポジティブに考えたことを言っているようで、
言葉はそれとは裏腹に、自分がネガティブであることを再確認している表現になってしまっているわけです。

これはほんの一例ですが、私たちの日常を振り返ってみると、
ネガティブ表現の発言がいかに多いかということに気づきます。
ほぼすべての人が、教わったこともないのにネガティブ話法の達人なのです。

では、どうしたらよいか?その答えが「ポジティブ話法」です。
ご興味を持たれた方は、こちらの動画を御覧になってみてください。

★ポジティブ話法の「さわり」
https://www.youtube.com/watch?v=tJv_OpcykhM&feature=youtu.be
(4月15日にどうぶつドリプラで20分ほどお話をさせていただきました)
(一般公開は、この動画が本邦初です!)

また、5/10木にはペット業界向けのセミナーを開催します。

★「ポジティブ話法でトリマーの怪我防止と人材育成に活かす!」
http://www.wansup.com/seminar/180509.html
(1つの業種・職種に特化した初のポジティブ話法セミナーです)

ペット関連業界、とくにトリミングサロンの店長や技術指導者の方におススメです!