さんだん税理士法人

記事一覧

dummy

医療現場で導入が進む『コーチング』の役割

25.03.04
業種別【医業】

近年、医療現場における「コーチング」が注目を集めています。コーチングとは個人やチームが掲げる目標を達成したり、潜在能力を引き出したりするサポートプロセスのことで、スポーツやビジネスの世界ではすでに広く活用されています。なぜ、医療の現場でもコーチングが導入され始めているのでしょうか。今回は、コーチングの導入が進む背景や、コーチングのメリット、コーチングの種類などを解説します。

dummy

新薬から診断方法まで『認知症』の最前線に迫る

25.02.04
業種別【医業】

認知症とは、病気などによって脳の神経細胞の動きが徐々に変化し、認知機能が低下して、社会生活に影響が出る状態のことを指します。日本において、認知症患者は年々、増加傾向にあります。患者が増え続けるなか、医師は認知症の早期発見や支援などに努めなければいけません。認知症患者とその家族が頼れるのは、主に地域の「かかりつけ医」です。新しい治療薬や簡易的な検査方法などが注目を集める認知症治療の『最前線』を把握しておきましょう。

dummy

『高額療養費制度』について患者から説明を求められたら

25.01.07
業種別【医業】

1カ月にかかった医療費の自己負担額が一定の上限を超えた場合に、その超えた分を支給するのが「高額療養費制度」です。上限額は患者の年齢や所得によって決められており、負担をさらに軽くする仕組みも設けられています。患者は医師から説明を受けてみずからの治療法を選びますが、その際に治療費の額が意思決定に影響することが多々あります。患者から求められた際に説明できるよう、高額療養費制度について理解を深めておきましょう。

dummy

労働時間になる?『オンコール待機』についての考え方

24.12.03
業種別【医業】

患者の急変などに対応するため、勤務医にオンコール待機をさせている医療機関は少なくありません。オンコール待機とは労働時間外に自宅などの職場外の場所で医師に待機してもらい、緊急時には携帯電話などで呼び出して、駆けつけてもらう体制のことを指し、「宅直勤務」とも呼ばれます。このオンコール待機は夜勤や当直勤務と同じような労働時間にあたるのでしょうか。それとも労働時間にはあたらないのでしょうか。オンコール待機が労働時間であるかどうかを判断するための考え方について解説します。

dummy

医療従事者の『バーンアウト(燃え尽き症候群)』とは?

24.11.05
業種別【医業】

医師をはじめとした医療従事者は、日頃から患者と向き合いながら、膨大な量の業務にあたっています。しかし、熱量を持って仕事に取り組んできた人ほど、ストレスによって仕事への意欲やモチベーションを失う『バーンアウト』に陥ってしまう可能性が高くなる傾向にあります。バーンアウトは日本語で『燃え尽き症候群』とも訳される状態で、多くの医療従事者がバーンアウトになった経験を持っているといわれています。今回は、医療従事者のバーンアウトを防ぐために必要な基礎知識や症状などについて説明します。

dummy

新設された『ベースアップ評価料』の中身と現状について

24.10.01
業種別【医業】

2024年6月1日から施行された「令和6年度診療報酬改定」において、「ベースアップ評価料」が新設されました。ベースアップ評価料は、看護師などの医療関係職種の賃上げを目的とした評価で、原則として算定した金額はすべて対象の職員に給与や手当として支給する必要があります。ベースアップ評価料の算定には地方厚生局への届出が必要ですが、算定するかどうかは医療機関ごとの判断に任されるため、現状では届出を行なった医療機関と見送った医療機関に分かれています。今回新設されたベースアップ評価料の中身と現状について解説します。

dummy

院内の雰囲気づくりには欠かせない観葉植物の選び方

24.09.03
業種別【医業】

病院や診療所の待合室は、患者にとって落ち着けて、リラックスできる空間でなければいけません。そのための助けとなるのが、インテリアとしての観葉植物です。待合室に観葉植物がある病院や診療所は少なくありませんが、実際に置く場合にはどのような観葉植物を選べばよいのでしょうか。観葉植物と一口に言っても、値段から特性まで、さまざまな種類があります。病院や診療所の待合室にふさわしい観葉植物の選び方を解説します。

dummy

医療法人による経営情報の報告が義務化! その背景と報告方法

24.08.06
業種別【医業】

医療法の改正に伴い、2023年8月から医療法人は病院や診療所の経営情報を報告することが義務になりました。これまで医療法人では事業報告書や監査報告書を作成して提出することが義務づけられていましたが、今後は経営情報についても各都道府県知事に対して報告することになります。報告の義務化には、国による医療機関の経営情報に関するデータベースの整備が背景にありました。医師であれば理解しておきたい義務化の成り立ちや、提出方法などについて解説します。

dummy

どちらを守るべき? 医師の『守秘義務』と『通報』の考え方

24.07.02
業種別【医業】

医師には守秘義務が定められており、知り得た患者の情報を正当な理由なく外部に漏らすことが禁止されています。 守秘義務は刑法134条第1項を根拠にしており、もし違反した場合は、6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金に処される可能性があります。 しかし、診察中に患者から覚せい剤や麻薬などの使用反応が出た場合、この守秘義務に反して、警察や行政機関に通報してもいいのでしょうか。 こうした状況になったときに迷わず行動できるよう、守秘義務と通報について、理解を深めましょう。

dummy

トラブルを防ぎ患者やスタッフを守る『医療監視カメラ』のすすめ

24.06.04
業種別【医業】

患者同士の言い争いから、会計時の釣り銭ミスや入院患者の徘徊まで、医院内ではさまざまなトラブルが発生します。 こうしたトラブルを未然に防ぐために有効なのが、医療監視カメラです。 監視カメラは盗難や不審者の侵入以外にも、こうしたトラブルに有効とされ、多くの医療機関で導入が進んでいます。 トラブルを防ぐということは、患者や自院で働くスタッフを守ることにもつながります。 導入を検討している未設置の医療機関に向けて、監視カメラのメリットや活用できるシーンなどを説明します。