さんだん會計事務所

勝敗を左右する? 今さら聞けない『POSレジ』活用法!

18.10.04
業種別【飲食業】
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会計だけでなく、その日に販売したサービスや料理のデータそのものを管理する『POSレジ』。
最近はタブレット型のPOSレジやアプリも登場し、使いやすさの向上と共に、導入する飲食店も増えています。 
今回はレジの選別で売り上げを伸ばす方法を見ていきます。
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収益・在庫・売れ筋などの情報が一目瞭然

レジに通すだけで、購入された日時、場所、商品内容と数量、金額などが情報化される『POSレジ』。
“POS”は“Point Of Sales”の略で、『販売時点情報管理』とも呼ばれています。
集約されたデータはシステム解析され、店舗はその結果をもとに販売戦略を練ることが可能に。
日によって変わる客層や性別、1組あたりの人数など、あらゆる視点から管理できることもメリットの一つです。
たとえば、平日と休日で最も売り上げのいい料理のジャンルがわかったり、曜日ごとの単価の変化に気づいたり。
多店舗経営の場合、各店の収益内容が一目瞭然なので、それぞれの店舗の強みや弱点も見分けることができます。
このように利便性が高いものの、POSレジは、まだまだ価格も高いのが現状。
そこで最近注目されているのが、タブレット端末を使った『タブレットPOSレジ』です。


タブレットだからこその低価格&省スペース

従来のPOSレジは初期費用が200万円近くかかる場合がありますが、タブレット型のPOSレジなら費用をぐんと抑えられます。
席数やスタッフの人数など規模にもよりますが、20席以下の小さな店舗であれば5万円からのプランもあります。
大型の飲食店でも、レジプリンタやキャッシュドロアなどを含めても120万円程度に収めることができそうです。
加えて、月額費や継続利用した場合のトータル経費、自店に必要な機能が備わっているかも必ずチェックを。
最近では、平成31年10月からスタートする軽減税率に対応した機能を先取りしたものも登場しています。
各企業がタブレット型POSレジの開発に参入しているので、それぞれの特徴をよく調べることをおすすめします。


業態に合わせて選べる多彩な機能

まずは、どんなPOSレジを導入したらよいのかリサーチしてみましょう。
地域密着型でメニューを限定している小規模店舗は、基本的な機能があれば、どのレジでも活用できます。
スタッフの人数も登録する商品数も少ない場合は、多機能で高額のPOSレジを導入する必要はありません。
一方、メニュー数が多く、来客が1日数百人以上にもなる場合は、スマートフォン(以下、スマホ)連動型のPOSレジが有効です。
スマホ世代の若いスタッフにとってはオーダーが受けやすく、店舗側で使い方を教える手間も省けるというメリットもあります。
日頃使い慣れているスマホでの作業ということもあり、ミスが軽減され効率アップも期待できます。
また、キッチンカーなどスペースが限られている移動式店舗の場合は、タブレット型POSレジが欠かせません。
ランチタイムなどに1人で接客対応することを考えると、IT化されたレジ機能は大きなサポートになるはずです。

エクセルなどに手動で打ち込むアナログ管理に、限界を感じてはいませんか?
今後はさらにITを駆使して、作業効率も売上も上げていく時代となっていきそうです。



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