さんだん會計事務所

近籐智也のお悩み相談室

18.09.10
事務所通信
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アパレル企業の創業融資

【ご相談内容】
今月のご相談者はアパレル系の企業様です。

事業自体は既にeコマースで開始していましたが、今回は、店舗の出店を考えた場合の費用と運転資金の調達についてが問題でした。
基本的にはほぼ自己資金がない状況とのこと。
融資は「定量評価」としての①決算書と②事業計画書。そして、「定性評価」としての経営者の実績と④経営者の資質の4つのマトリックスで考えます。

【回答】

このうち今回は、②の事業計画について取り上げます。
アパレルという事業は売り上げ規模をどの程度に設定するのかが問題であり、特に販売戦略がどのようになっているのかも重要となります。
今回はこれについて金融機関にも納得いく、いわゆるマーケティングのセオリーと「新規性」をちらつかせて作成するのがポイントです。
特にこのような業界の各事業計画は横文字的で、審査対象者に伝わりにくいものとなります。
「手堅い要素」をどのように表現するか、さらにそれを伝えた上で新規性をアピールする必要があります。



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