さんだん會計事務所

手軽に始められるソーシャルメディア施策、ツイッターの活用法について考えてみよう(その2)

14.06.15
ビジネス【マーケティング】
dummy
前回は、ツイッターのビジネスへの活用について、
「仲間になる」感覚を大事にし、
売り込みは間に挟む程度にとどめるのが
大切だというお話をしました。

今回は、初心者の方が実際に書き込みを
始める時の注意点を、
8つにまとめてお届けしましょう。
dummy
佐藤達郎の今すぐ使える!マーケティング手法

1.まずは、ある程度頻繁に
ツイート(書き込み)をする必要があります

1週間に一度とか3日に一度とかのツイートでは、
存在感がなくツイッターを活用できません。
とはいえ多過ぎても邪魔にされます。
1日に20回平均くらいをおすすめします。

2.始めるに当たっては、
まず100人ほどこちらからフォローしてみましょう

そうすると半分として50人くらいがフォローし返してくれます。
ある程度の人数がそろわないとツイッター活用はリアルには動き出しません。

3.プロフィールの文章も大事です

ここはそんなに凝る必要はないので、どんなお店を目指しているのか、
どんなサービスをしているのか、必要な事項を書き込んでいきましょう。

4.アイコン(マークになるビジュアル)も重要です

ツイッターを読む側からすると、
アイコンで誰のツイ―トかを認識しているからです。
初期設定のままにせず、会社のマーク、社長の写真、
お店のメニュー、お気に入りのイラスト等、覚えやすいものに設定しましょう。

5.可能な限り、ホンネを書きましょう

公式的なお堅い内容ばかりでは、フォロワーは増えず、
ツイッター活用につながりません。

6.とにかく気楽に書くクセをつけましょう

業務の合間に思い立ったら、ささっと書く感覚です。
プロフィールに「業務の合間に、ゆる~く書いてます」
などと記すのも悪くありません。

7.こちらのツイートに反応して返信してくれた人には、短い感想を添える

面倒がらず、必ず再返信するように心がけましょう。

8.他の人と「言い争い」めいたことをしないことも大切です

ツイッターには、クレーマーっぽい人も少なくないので、
そういう人から攻撃されたらなるべくサラッと受け流すようにしましょう。
その対応についてもたくさんの人に読まれていることを、お忘れなく。

さぁ、上記のポイントに気をつけて、ツイッター活用を始めてみましょう。
思わぬ集客につながることも期待できますよ。

次回も引き続き、ツイッターの活用法について、考えていきたいと思います。


次回の「佐藤達郎の今すぐ使える!マーケティング手法」は
「手軽に始められるソーシャルメディア施策、
ツイッターの活用法について考えてみよう。その3」をお届けします。


[プロフィール]
佐藤 達郎(さとう・たつろう
多摩美術大学教授(広告論/マーケティング論)、コミュニケーション・ラボ代表。2004年カンヌ国際広告祭日本代表審査員。浦和高校、一橋大学、アサツーDK、(青学MBA)、博報堂DYを経て、2011年4月より現職。著書に、『NOをYESにする力!』『アイデアの選び方』『自分を広告する技術』『教えて!カンヌ国際広告祭』がある。

[記事提供]

(運営:株式会社アックスコンサルティング)