さんだん會計事務所

令和7年度経産省要求から来年度の補助金の動向をお知らせします!

24.09.19
事務所通信
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令和7年度 経済産業省関係 概算要求(案)の概要が発表されました。
この予算が成立すれば、令和7年4月以降、ここで予算計上されている補助金が公募されます。
今の内から何が対象になるかを把握し、投資計画を策定されるのをおススメします。

【令和7年度 経済産業省関係 概算要求(案)の概要】
(1)国内投資拡⼤の継続・対⽇投資の拡⼤
①GX・脱炭素エネルギー、②デジタル基盤技術・⾃動⾞・バイオ産業、③対⽇投資促進
(2)イノベーション・新陳代謝の加速 
(2-1)イノベーションエコシステムの構築・AI等活⽤に向けた事業環境の整備、 グローバル市場の形成・獲得
(2-2)ヘルスケアスタートアップ⽀援等 3,145億円
(3)国⺠の所得向上
地域の中堅・中⼩企業・⼩規模事業者の⽀援、価格転嫁強化、 ロボット等活⽤による⼈⼿不⾜等対策、デジタル⼈材育成 
(4)GXの実現とエネルギー安定供給の確保
※(1),(2)で記載のため省略。  
(5)経済安全保障の確保 
(6)⼤阪・関⻄万博
(7)経済社会の基盤を⽀える最重要課題 
福島復興、産業のレジリエンス・安全の向上 


以上から以下の補助金がポイントとなります
省エネ補助金(高効率空調・ヒートポンプ・LED照明等)
太陽光、蓄電池補助金
電気自動車、水素自動車、PHEVに対する補助金(CEV補助金)
・スタートアップ⽀援
・伝統的⼯芸品⽀援
・中⼩企業等海外展開⽀援
・事業承継補助金
小規模事業者持続化補助金
IT導入補助金
省力化補助金
・(ものづくり補助金)
BCP策定支援
・中小企業経営強化税制の延長・拡充

・事業承継税制の特例措置について、役員就任要件の見直し等

ものづくり補助金については令和6年度補正予算(12月頃成立見込み)で追加される可能性も高いと思いますが、
現状では今後も継続されるかは未定となっています。(令和6年9月13日現在、次回公募未定)

こうした情報を早めにキャッチアップし、早期に投資計画を策定することで、補助金を活用しやすくなります。
是非この機会に投資計画を考えてみてください。

さんだんグループでは、豊富な補助金申請支援実績を基に、業種・顧問契約を一切問わずあらゆる業種の方へ支援を行っております。 申請できる補助金の検討から補助金の受給まで豊富な経験とノウハウで一貫したサポートを行っております。 使える補助金がないかお困りの事業者様・設備投資等の計画をされている事業者様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

さんだんコンサルティング株式会社
経営支援グループ

「令和7年度 税制改正に関する経済産業省要望のポイント」:
https://www.meti.go.jp/main/yosangaisan/fy2025/index.html