従業員が安全・健康に働けるようにする取組みに補助金が出るってご存じでしたか?
厚生労働省から「令和6年度エイジフレンドリー補助金」が募集されており、
本年度の締め切りが10月30日に迫っています。
【エイジフレンドリー補助金とは?】
・高年齢労働者の労働災害防止対策
・労働者の転倒や腰痛を防止するための専門家による運動指導等
・労働者の健康保持増進のため事業所カルテや健康スコアリングレポートを活用したコラボヘルス等、労働者の健康保持増進のための取組
上記に関する取り組みに対して、最大100万円が補助されるものです。
【申請コースについて】
①高年齢労働者の労働災害防止対策コース
補助対象経費:高年齢労働者の身体機能の低下を補う設備・装置の導入、その他の労働災害防止対策に要する経費
補助率:1/2
補助上限額:100万円
具体例:
作業場所の床や通路のつまずき防止のための対策(作業場所の床や通路の段差解消)、作業場所の床や通路の滑り防止のための対策(水場等への防滑性能の高い床材・グレーチング等の導入、凍結防止装置の導入)、重量物搬送機器・リフトの導入(乗用タイプは含まず)、重筋作業を補助するパワーアシストスーツの導入、介護における移乗・入浴介助の際の身体的負担を軽減する機器の導入
体温を下げるための機能のある服の導入、業務用車両への踏み間違い防止装置の導入
②転倒防止や腰痛予防のためのスポーツ・運動指導コース
補助対象経費:労働者の転倒防止や腰痛予防のため、専門家等による運動プログラムに基づいた身体機能のチェック及び専門家等による運動指導等に要する経費
補助率:3/4
補助上限額:100万円
具体例:
労働者の身体機能低下による「転倒」や「腰痛」の行動災害を防止するため、身体機能維持改善のための専門家等による運動プログラムに基づいた身体機能のチェック及び専門家等による運動指導等に要する費用
※転倒防止、腰痛予防の運動指導等に限ります(オンライン開催等も含む)※物品の購入はできません※転倒防止、腰痛予防以外の運動指導は、当コースでは補助対象外です
③コラボヘルスコース
補助対象経費:
健康診断結果等を踏まえた禁煙指導、メンタルヘルス対策等の健康教育、研修等(オンライン開催、eラーニング等も含む)
健康診断結果等を電磁的に保存及び管理を行い、事業所カルテ・健康スコアリングレポートの活用等によりコラボヘルスを推進するためのシステムの導入
栄養指導、保健指導等の労働者への健康保持増進措置(健康診断、歯科健康診断、身体機能のチェックの費用は除く)
補助率:3/4
補助上限額:30万円
具体例:メタボリックシンドローム対策等の運動指導、禁煙指導、健康研修の実施、健康増進システム導入
★複数コース併せての申請も可能です。複数コースの同時申請の場合、上限額はすべて合計して1事業者あたり100万円です。
さんだんグループでは、豊富な補助金申請支援実績を基に、業種・顧問契約を一切問わずあらゆる業種の方へ支援を行っております。
申請できる補助金の検討から補助金の受給まで豊富な経験とノウハウで一貫したサポートを行っております。
使える補助金がないかお困りの事業者様・設備投資等の計画をされている事業者様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
さんだんコンサルティング株式会社
経営支援グループ
厚生労働省「エイジフレンドリー補助金について」:
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09940.html