税理士法人大沢会計事務所

採用面接は「最初の一言」がキモ

16.07.07
人事・労務お役立ち情報
dummy
本来、採用面接は、求人を出した会社と候補者が対等な立場で

お互いの価値観が合うかどうかをチェックする場です。


しかし実際の採用面接では、

「採用されたい」という気持ちが強いがゆえに、

会社に気に入られるような人物像を

無理に演じてしまう候補者が多いのも事実です。
採用面接では、

できる限りそのような候補者を見抜かなければいけません。


逆に、

採用されれば活躍できる能力があるにもかかわらず、

緊張のため、上手に話せない候補者から本音を引き出し、

候補者の可能性を見出す、という意識も必要です。


そのためには、

候補者から話を引き出すコミュニケーション力が不可欠です。


面接は、一方的に質問をする場ではなく、

双方向のコミュニケーションの場です。


候補者は面接官に対して好意を感じるほど、

本音を見せるようになります。


候補者に安心感や親近感を与える、最も効果的な方法は「笑顔」です。


候補者をリラックスさせ、

「自分をよく見せたい」という気持ちや

「緊張感」といった「気持ちのガード」を外していきましょう。


特に、面接の冒頭では、

笑顔で面接参加への謝意を必ず伝えてください。


次に何気ない話題(天気やその日の出来事)で候補者の緊張をほぐしましょう。

決していきなり高度なカタい質問などをしてはいけません。

社会保険労務士 大沢富士夫