税理士法人大沢会計事務所

ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金

16.01.21
税務・経営お役立ち情報
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平成27年度の補正予算が今月の20日に成立しました。

そのなかで、「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」という中小企業向けの施策があります。

過去の同様の補助金の実績をみると採択率が約40%くらいとなっており、他の補助金と比較すると非常に高い採択率の補助金ですので、該当する方は、今から申請の準備をされてはいかがでしょうか。

中小企業庁のHPでは補正予算成立前の1月8日から事前予告という形で情報を出していましたが、補正予算が成立したため、行うことが確定致しました。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2016/160108mono.htm
ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金の概要

予算金額1020.5億円(平成26年度の補正予算とほぼ同規模です。)

補助対象事業は、
「国内のニーズに対応したサービスやものづくりの新事業を創出するため、革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行う中小企業・小規模事業者の設備投資等」となっています。

対象となる経費、補助上限額は以下のとおりです。補助率は経費の3分の2以内となっています。
1.革新的サービス・ものづくり開発支援
(1)一般型
機械装置費、技術導入費、運搬費、専門家経費
補助上限額 1,000万円

(2)小規模型
機械装置費、原材料費、外注加工費、専門家経費等
補助上限額 500万円

2.サービス・ものづくり高度生産性向上支援
機械装置費、技術導入費、運搬費、専門家経費
補助上限額 3,000万円


公募開始時期は2月初旬が予定されています。
新規事業で設備投資等を考えていらっしゃる方は、過去の同様の補助金の申請書類等を参考に今から準備されてはいかがでしょうか。