税理士法人大沢会計事務所

申告書等情報取得サービスとは

22.06.02
税務・経営お役立ち情報
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個人の方が、自分が過去に書面で税務署に提出した確定申告書を確認したい場合、従来は税務署に行って閲覧申請をしなければなりませんでしたが、先月から「申告書等情報取得サービス」が開始され、自宅でパソコンから確認することが可能となりました。
個人の方がe-Taxにより確定申告書を提出している場合、パソコンからe-Taxソフト(WEB版)にログインすることで、メッセージボックスの確定申告書を提出した受診通知から申告書のPDFファイルをダウンロードすることが可能です。この場合、メッセージボックスの受信通知を確認するためには、マイナンバーカード等の電子証明書による認証が必要となります。

先月から、上記の方法以外に「申告書等情報取得サービス」が開始されました。書面により提出している場合でも、e-Taxソフト(WEB版・SP版)にログインすることで過去の申告書のPDFファイルが取得可能です。

書面又はe-Taxにより提出した次の申告書のうち、令和2年分以降の直近3年分が対象となります。
①所得税及び復興特別所得税確定申告書
②青色申告決算書
③収支内訳書

国税の電子申告は2004年から運用が開始されましたが、少しずつ、利便化が図られているようです。
公認会計士・税理士 大沢日出夫
https://www.osawakaikei.jp/