「この会社に入ってよかった」と言って欲しくないですか?
この言葉を、表面的ではなく、心の底から言って欲しくないですか?
私がファシリテーターとして各企業と関わっている「ドリームマネジメント」は、
その実現を目指すことができる取り組みです。
社員が自らすすんで働きたくなる社内環境を整え、最終的に会社の成功を導きます。
“組織を動かす人間が理想に近づこうと努力するとき、その組織もまた理想に近づく”
これがドリームマネジメントの組織に対しての哲学です。
自分の叶えたい夢が沢山ある。その実現のために仕事を一生懸命頑張る。
そんな風にイキイキと働く社員が増えれば、会社もドンドン良くなるはず。
では、どのように社員の夢を実現していけば良いのでしょうか?
人それぞれにそれぞれの人生、歴史があるのですから
社員には一人ひとり異なる価値観があり、その様々な価値観のもとに様々な夢が存在します。
ですので、経営者が自分の価値観を社員に押し付けても、
社員は表面的に理解をするかもしれませんが、結局は押し付けでしかありません。
経営者は自分の夢のレールに社員を強引に走らせるのではなく、
社員一人一人の夢を尊重し、それを応援する必要があるのです。
自分の夢を応援してくれる会社であれば頑張って働きますし、
「ずっとここで働きたいたい」と思ってくれるはずです。
自分の人生を豊かにする、自分の夢を実現することが目的であり、その手段として仕事があるのです。
このことにまだ気づいていない経営者が本当に多いのです。
仕事の成功=人生の成功であり、その考えを持っていれば、全て上手くいくと信じているのです。
もちろん、経営者やそれに近い立場の方々は、
仕事の成功=人生の成功という考え方で、豊かな人生を送ることができるかもしれません。
経営者にとって、仕事の成功=経済的な成功=人生の成功になることが多いからです。
しかし、社員にとっては必ずしもそうではありません。
社員にとっての人生の成功は、「自分自身の夢を実現すること」なのです。
「仕事の成功」は夢の一部であるかもしれませんが、その全てではありません。
現実を見れば、経営者という立場の方はごく僅かであり、
大多数の人達が経営者の下で働く立場で仕事をして、人生を歩んでいることを忘れてはいけません。
経営者というのは社員の立場からすると「雲の上の存在」です。
そんな存在に誰もがなれるわけではありません。
そもそも全員が経営者を目指してしまったら、組織、チームとして成り立たなくなります。
経営者視点での夢や人生の目的と、社員各自の視点での夢や目的は全く違うのです。
このことを理解した上で、社員一人ひとりの夢を応援し、実現させていくことが必要なのです。
社会保険労務士
ドリームマネジメント認定社内ファシリテーター
大沢富士夫