税理士法人大沢会計事務所

外国為替証拠金取引(FX)の税金は?

24.11.24
税務・経営お役立ち情報
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今年は為替の変動が大きい1年でしたね。取引人口でみるとFXの取引を行っている個人の数は日本人が一番のようです。外国為替証拠金取引(FX)とは、外国為替(外国通貨)の売買を、一定の証拠金(保証金)を担保にして、その証拠金の何十倍もの取引単位(金額)で行う取引をいいます。
FXで儲けが生じた場合、税金はどのような取り扱いになるのでしょうか。

外国為替証拠金取引(FX)による収入は、先物取引に係る雑所得等として確定申告が必要です。
外国為替証拠金取引(FX)には、店頭デリバティブ取引と市場デリバティブ取引(金融商品取引所の開設する金融商品市場で行われる取引)がありますが、いずれの場合も個人の課税方法としては同じ取り扱いとなります。

(1)差金決済による差益が生じた場合

他の所得と区分し、「先物取引に係る雑所得等」として、所得税15パーセント(他に地方税5パーセント)の税率で課税されます(申告分離課税)。

(2)差金決済による差損が生じた場合

他の「先物取引に係る雑所得等」の金額との損益通算は可能ですが、「先物取引に係る雑所得等」以外の所得の金額との損益通算はできません。

しかし、他の「先物取引に係る雑所得等」と損益通算をしてもなお引ききれない損失の金額は、一定の要件の下、翌年以後3年内の各年分の「先物取引に係る雑所得等」の金額から控除することができます。


                         公認会計士・税理士 大沢日出夫
                         https://www.osawakaikei.jp/