取引相場のない株式の評価法について/将来、非上場株式の株価がUPするかも?
将来、非上場株式の株価がUPするかも?
11月6日、会計検査院は「令和5年度決算検査報告の概要」を公表しました。
その中で、相続等で取得した取引相場のない株式(非上場株式)の評価を問題視しました。
●会計検査院の問題認識
「小会社(非上場株式)」株式の評価原則(純資産価格方式)による株価は、
「大会社」株式の評価原則(類似業種比準方式)による株価に比べて安すぎる!
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小会社株式の評価方法が見直されると、小会社株式の株価がアップしますので、
相続税負担もアップします。同族会社のオーナー様などへの影響が大きいです。
●早めの対策検討を
会計検査院は、国税庁において取引所相場のない株式の評価方法に関して検討することが
肝要と指摘していますので、今後検討が始まることが予想されます。
非上場株式は現金化が難しいため、評価額アップ前の対策は重要です。
早めに税理士や弁護士などの専門家に相談し、最善の対策を検討することをお勧めします。
弊法人でもご相談を承ります。